中国宮廷時代劇「寧安如夢」
「長歌行」などヒット作を連発するチュー・ユイパン監督がバイ・ルー&ジャン・リンホー共演で愛憎劇を描く!
非業の死を遂げる皇后が転生、策略や恋愛のなか身に起きる悲劇を回避すべく知恵を絞る!
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞し、見所キャスト、あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
仲間や恋人を犠牲にして皇后の座に就いた姜雪寧だったが少師・謝危たちの反乱が起き官吏・張遮を助ける条件で自害!!
記憶を持ったまま4年前に転生すると、前世での行いを反省し権力から距離を置き犠牲にした人々を救うことを考える。
しかし、なぜか行動は裏目に出てしまい前世と同じ道を進み、謝危を避けていたのに琴の先生と生徒として行動をともにすることになる。
なんで反乱を起こしたのか!運命は否応なく彼女を宮廷へと引き戻し反乱の原因となる平南王事件の真実に迫っていく。
ネタバレ感想/寧安如夢
27話|引き下がるな!
薛姝は姜雪寧も通州へ行っていた事を知り語りてを使って噂を流します。姜雪寧は両親に呼ばれ向かうと噂が立っていることを叱責されたので薛家の仕業だと告げます。
しかし軽率な行動を行っていた結果だと母・孟氏に責められたので陥れられた自分が何で悪いのだと訴えます。
臨孜王妃選抜には姜雪蕙も選ばれているので戸部尚書・姜伯游は姜家に圧力をかけるのが狙いだろうと察します。
姜雪蕙は文で呼び出され向かうと薛姝がいたので妃の座を約束されながら何で悪辣なことをするのだと訴えます。
姜雪寧は姜雪蕙の性格からして姜家のために身を引くだろうと思い臨孜王に文を送ります。
謝危は張遮を訪ねると母を失いかなり落ち込んでいました。姜雪寧の噂の件を伝え貴族令嬢の名誉にかかるから探って欲しいとお願います。
臨孜王は夜遅くに皇帝の寝所を訪ね意中の人がいるのに皇太后に薛姝との婚姻を命じられた、婚姻にまで干渉されるなら親王を辞すると訴えます。
姜伯游は娘が標的にされて頭にくるが姜家のためには宮廷内で絶大な力を持つ薛家と争うのは得策ではないと考え職を辞し隠居する決意をします。
しかし姜雪寧の説得により戦うことを決め3年前に定国公・薛遠が民を大勢餓死させたことを告発します。娘の噂を消すためのでっち上げだろうと訴えられるが張遮は定国公の息女が侍女に指示して流言を広めたことを突き止めていたので上奏します。
謝危は姜雪寧は国難に対し命懸けで大義を果たし家名のため褒美も辞退し正義と忠誠を重んじる女傑だから流言で傷付けるなど論外だと進言します。
皇帝は再審を認め通州の武器が盗まれた件も詳しく調べて報告しろと命じます。
皇太后から王妃の座を勝ち取るまで余計な事はするなと言ったはずだと引っ叩かれる薛姝は薛家を貶めるとは何をしているんだと薛遠からも激怒されます。
謝危と張遮は近衛兵を率いて興武衛へ向かうと薛遠がやってくるが聖旨に逆らうつもりなのかと指摘し調査を始めます。
孟氏から臨孜王に会うなと命じられる姜雪蕙は姜雪寧の言葉を思い出し従えないと謝罪します。
薛姝はいつもつめが甘いww皇太后に忠告受けていたばかりなのに墓穴を掘ったね、薛家は権力あるが自分に力があると勘違いして育ってきたのでしょう
28話|民心
大月氏国から襲撃を受けていると関所から飛報があり皇帝は激怒するが度重なる飢饉や災害で軍費を工面するのが難しく要求通り政略結婚を受け入れざるを得ない状況に追い込まれます。
薛遠が兵を率いて関所へ参ると進言したので張遮は戦で重要なのは指揮官であり長く前線から離れているので賛同できないと反対します。
支援金横領の件も解決していないので軍の先頭に立てば世の非難を買うと告げ燕牧が適任だと進言します。
謝危はこの件を利用して燕牧と燕臨を呼び戻したいと考えていたが流刑に処した者を陛下が都に呼び戻すのは難しいのではと考えます。
姜雪寧は長公主・沈芷衣が訪ねてきたので酒を飲みながら語り合います。沈芷衣は宮廷生活は堅苦しく外の世界で自由に暮らしたいと打ち明けるがさっそくお迎えが来てしまい戻らねばならなくなります。
姜雪寧は沈芷衣の様子がおかしかったので何かあったのかと心配していると大月氏国から政略結婚の申し出があった事を知ります。前世で沈芷衣が死んでしまうので何とか助けねばと思い謝危を訪ね相談します。
民心を利用するため定非に大金を渡し薛家の悪行を広めさせます。その結果、薛家のために何で長公主が嫁がねばならないのだ、薛姝が嫁ぐべきと非難が広まります。
薛家に見捨てられ絶望した薛姝は陛下に謁見すると薛家に刃を向けるなら私が懐刀になると告げ誘惑します。薛遠は薛姝が賢妃に封じられたと報告を受け困惑し、姜雪寧はまた長公主が窮地に陥ってしまったと焦ります。
皇帝ちょっとダサすぎ、あんな誘惑に乗りすぐに賢妃に封じるなんて・・・しかも薛姝は政に口出ししているし・・・
29話|救出計画
姜雪寧たちは薛姝を大月氏国に嫁がせようとしたが薛姝が陛下を誘惑して賢妃となり難を切り抜けてしまいました。
謝危は薛姝が薛家と敵対するのは悪くはないと考えるが、姜雪寧は戦となれば嫁ぐ沈芷衣が殺されてしまうと訴え阻止したいのだと協力を願います。
臨孜王は大月氏国と婚姻を結んでも同盟を破られるかもしれないと皇太后に訴えるが既に聖旨が下さてしまったのだと言われます。
沈芷衣は兄上の婚姻や薛家の計略のためには動いたのに私はどうでもよいというのかと非難します。
姜雪蕙は臨孜王の妃選びのために入宮し皇太后に挨拶すると皇后と一緒に薛姝もやってきたので賢妃になったという噂は本当だったのかと思います。
臨孜王が姿を見せたので挨拶するが戸惑う表情が見て取れたので嫌な予感を抱くと予想通り王妃ではなく側室に選ばられてしまい、今までの言葉はなんだったのかと落ち込みます。姜雪寧は婉娘の遺品を姜雪蕙に渡し、身分を奪われるよりはましだと励まします。
政略結婚の段取りを任された薛姝は禁軍が皇城を守れるよう興武衛を護衛にさせます。謝危は考えていた救出計画が実行できなくなったので宮中で手を出すしかなさそうだと思います。
沈芷衣は別れの挨拶にやってきた薛姝の不敵な笑みを見て、ひどく卑しいと引っ叩きます。
姜雪寧は沈芷衣のもとに駆け付け、替玉を使って宮殿を出る準備を整えたから自由に生きれると伝えるが民を守るため長公主として逃げられないと言われます。大月氏国に嫁いだら他界してしまうので説得を試みるが決意は固く泣かずに見送ってくれと言われてしまいます。
姜雪寧はいつか大月氏を破り祖国に帰還させると誓います。
30話|権力を盾に
謝危は陛下と皇太后に挨拶に来た沈芷衣が替玉ではなく本人だったので戸惑う頃、姜雪寧はさっそく薛姝に目を付けられ侮辱した罪でむち打ちの私刑を受けます。
許しを請えば止めてやるぞと挑発を受ける姜雪寧は歯を食いしばり、いずれ報いを受ける、時間の問題だと言い放つと宮廷宦官の鄭保に助けられます。
謝危は傷だらけの姜雪寧を目にして驚き薛姝のもとに向かおうとするが治療を急ぐよう鄭保に言われ馬車に乗せます。
謝危は誰の事も救えないし守れないと涙する姜雪寧を励まし抱き寄せるが娘の帰りが遅いと探しに出てきた姜伯游に見られてしまい怒りを買ってしまいます。
そのころ漁っていたところ見つかり薛遠に殺されそうになった周寅之はすべて謝危の指示だと吐いてしまいます。
謝危は定国公府に動きがないので、密かに璜州へ行き燕臨たちを国境へ送り届け燕家軍の兵力を掌握するよう指示します。
姜雪寧は宮中に敵を作ったから都を離れると姜伯游に願い出ます。臨孜王の婚礼中、側室の姜雪蕙は王妃との婚礼が終わるまで掟により部屋で待機させられます。
姜雪寧は夜風に当たっていると謝危がやってきたので近いうちに都を離れるから薛家と争うつもりもないと告げます。