中国歴史ドラマ|安楽伝
ディリラバ&ゴン・ジュン&リウ・ユーニンなど豪華共演でおくる中国ロマンス時代劇!身分を隠し皇太子に近付く女海賊と正体を知らずに惹かれていく皇太子が宮廷を揺るがす陰謀に立ち向かっていく!
こちらの作品は「チャンネル銀河」で全39話鑑賞し、最終話の結末まで感想を交えネタバレあらすじを紹介します。
あらすじ&キャスト
帝家の令嬢・帝梓元は謀反人の娘として斬首される寸前に皇太子・韓燁に救出される。10年後、帝梓元は任安楽と名前を変えて女海賊として復讐の機会を狙っていた。一方、許嫁である帝梓元を皇太子妃に迎えるには手柄を立てる必要があると考える韓燁は海賊退治のため靖南へ向かうと3万の水軍を指揮する豪快な女海賊・任安楽から求婚され戸惑う・・・帝家を陥れた陰謀の真相を調べ始めた任安楽は自分の正体に気づかない韓燁を籠絡しようとするが・・・
過酷な運命に追いやった陰謀の真相へと迫る復讐劇とロマンスの行方は?!
ネタバレ感想|安楽伝
9話・波乱の道行き
洛銘西は10年振りに戻ってくる帝梓元に会いたくないかと安寧公主に尋ねると公務が忙しく会う暇はないかもしれないと浮かない表情が見て取れます。
帝家に起こることと知っていたのだろうと察し銀貨の件も含めて調査するよう琳琅に命じます。
江南視察に訪れていた皇太子・韓燁と任安楽は酒楼に招かれ向かい、苑琴と苑書は銀貨の調査を行います。皇太子が鍾礼文から酒を勧められたので弱いのを知る安楽は公務があるからと代わりに飲みます。
罪であることを承知で贈り物を受け取ると、都では古雲年が安楽を弾劾する奏書を準備していました。
安楽は何を受け取ったか書き留めないとお礼ができないと訴え記録すると、賄賂の証拠を掴んだ韓燁は朝廷の官吏への賄は罪が重くなり家は取り潰しだと訴えます。
鍾礼文が策を講じたために被災民たちが食糧をだせと押し寄せてきます。救済銀が届くのは4日後で米倉は空っぽだと知る韓燁は名士らが罪滅ぼしに手持ちの米を出せと訴えます。
暴動が起き難局を迎えるが都にいる洛銘西は安楽が率いる3万の水軍があるために鍾礼文は韓燁の戦力を見誤ったなと琳琅に告げます。
韓燁は自ら名士たちの米を取りに向かい、被災民たちと共にいる安楽は女海賊の話を聞かせ、皇太子は見捨てないから大丈夫だと告げます。
あらかじめ用意していた米を見せ名簿を作ると時間稼ぎしていると内心慌てていたが韓燁が食糧を調達しやってきます。
鍾礼文の横領を疑い雇って行方不明の工人と裏帳簿の行方を捜します。
鍾礼文は策士と評価されていたけどまったくそのようには見えませんね
10話・裏帳簿を捜せ
洛銘西は銀貨の持主は沐天府の鍾という者だったがその後は行方不明だと琳琅から報告を受けます。
江南の水害の原因が鍾礼文たちの横領だと確信する韓燁と任安楽は裏帳簿と雇って行方不明の500人の工人を捜します。工人を隠すのは難しいので追い詰められた鍾礼文が始末するために動くはずと話し合っていると間者の影に気付きます。
裏帳簿を発見したと記した文を準備すると洛銘西には届かないのを承知で簡宋に二日以内に届けるよう命じます。
韓燁は文が届いて鍾礼文が迷っているはずと確信し敢えて訪ねて含みのある言い方をして動揺させます。苑琴と苑書は鉱山に潜伏していると工人を始末するために山賊が現れたので一気に包囲します。
報告を受けた韓燁は江南に山賊がいるのかと鍾礼文に訴えると悪事を重ねてきた山賊なら死罪に処すべきと言われます。
韓燁は罰するために出て行くと、もはや工人は隠しきれないと思う鍾礼文は裏帳簿の無事を確かめに向かいます。
うまく罠に引っ掛かってくれたために韓燁と安楽は姿を見せると鍾礼文は妻妾が記した帳簿に興味があるのかと差し出してきます。
間違いなく裏帳簿だと確信する韓燁は一度見たら忘れない記憶力を持つ温朔に渡すと酒楼にいた12人の役人と同じ筆跡だと見破ります。
韓燁は鍾礼文と12人の役人を捕らえ、これで救済銀が正しく使われ復旧するはずと安堵します。鍾礼文は救済銀の着服で死罪になり地元の名士からは財産を没収し救済に充てます。
三日後、江南を発とうとすると多くの民が見送りに現れたので安楽と共に感謝します。韓燁は温朔たちを都に帰し安楽を連れて太祖の墓がある蒼山へ向かいます。
ところで調査が早い琳琅は都にいるのにどこから仕入れているのかね?結局、工人とやらは一人も出てきませんでしたねww
11話・江南での収穫
安楽は韓燁に連れられ蒼山にやってくると太祖の墓に案内されます。墓石は帝家当主の筆で太祖の遺詔により帝家と韓家の血族以外は誰も入ることができません。
だったら自分が入るのは許されないと安楽は訴えると共に隆盛の世を築く予感がしたから会わせたかったのだと言われます。
朝廷の闘争からもう逃れられない立場、知己としてそばにいてくれと頼まれた安楽は承諾するが皇太子妃に座を諦めたわけじゃないと忠告します。
そして残る刺客が現れたようねと告げると韓燁は最初から簡宋が古雲年の暗衛の首領だと見抜いており返り討ちにします。
蒼山に来たのは7年間信頼してそばに置いていた事もあり命だけは助けるつもりだったが最後は簡宋は己で自分の体に剣をぶっ刺し崖から身を投じました。
洛銘西は新任の知府は江南に無事に到着し治水工事も始めたと琳琅から報告を受けます。古雲年の拠点を安楽が潰したので彼女が都に戻ったら狙われると警戒し見張りを増やすよう命じます。
安楽は帰京すると江南での活躍がすさまじい勢いで広まっていたので洛銘西だけでなく皇太子も動いたようだと察します。
宴の席で古雲年から称えられる安楽は古斉善も鍾礼文も踏み台を務め妃の座も譲ってくれたのだから古雲年の功績もあると挑発します。
妃選びに向けて令嬢たちが張り切るなか韓燁は帝梓元が戻れば非難の的になると心配します。古雲年は帝梓元が戻ってくれば復讐をもくろみ狙われるはずだと困惑していると、皇太后も下山を許さないはずだと左丞相に言われます。
皇太后から圧力をかけられる皇帝は帝梓元を帝承温に改名させるのが下山の条件だと言い、韓燁はまだ苦しめるつもりかと怒りをあらわにします。
洛銘西から偽の帝梓元が改名をあっさり承諾したら怪しまれると心配されるが、安楽は衣食住の面倒を見る代わりとはいえ10年も禁足させていたのだから自由にさせてやりたいと思います。
帝承恩になる人は身代わりになったとはいえ墓場まで持って行けるのかしら・・・
12話・帝梓元から帝承恩へ
帝梓元の身代わりとなり10年禁足されていた替玉は皇帝の勅命により下山できると知って喜びます。帝承恩に改名ぐらいどうってことないと浮かれると帝家がなかったらまだ物乞いのままだし太祖より賜った名なんだと侍衛・慕青に責められます。
しかし10年も苦しんでいてやっと自由になれる、一生自由を奪うつもりかと涙を流し訴えます。
洛銘西は下山は許すが厳しく監視するよう慕青に伝書鳩を放ちます。韓燁は10ねんごの 帝梓元の肖像画を想像して描いていると安楽そっくりだと温朔に言われます。
帝梓元が下山すると報告を受け喜ぶが戻るということは改名を受け入れたということになるので、もはや自分が知る帝梓元ではないのかもしれないと不安になります。
安寧は皇帝に謁見すると、滅ぼした帝家の娘を何で改名するのかと責めるが靖安侯府を刑部の大牢とすると言われ幻滅します。
帝家を滅ぼしたことに良心の呵責を覚える安寧と韓燁は苦しんでいると、安楽と洛銘西は偶然靖安侯府にいたために二人の会話を耳にします。
物音を立ててしまい気付かれてしまったので誤魔化すとその流れで飲みに行くが安寧は国土を韓家に譲る帝家が謀反など起こすはずないのに陛下は道理も分からず帝家を皆殺しにしたんだと怒りを吐き出します。
慕青と共に下山する帝承恩は城門をくぐって都入りすると二度と戻らないと決意します。洛銘西が訪ねてきたと言われ帝梓元の侍衛だった人だからバレるのではないかと帝承恩は慌てるが、いつも通りやれば大丈夫だと慕青に言われます。
洛銘西は重要な駒だから不始末で大局を乱せば娘の命はないと慕青に忠告します。