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映画「最終兵器 ムスダン」ネタバレ/非武装地帯で行方不明となる兵士

 

作品情報キャストの紹介

韓国と北朝鮮の国境地帯、通称DMZ(非武装地帯)。

韓国側603セクターで複数の兵士が不審死を遂げる怪事件が発生し極秘調査隊「イーグル」を結成される。

冷静沈着なチョ大尉が率いて生物化学兵器に詳しいシン中尉を副長を務め、真相を解明せよとの指令を受ける。

敵国兵士の仕業なのか、未知の何かが存在するのか、

監督= ク・モ◆副チーム長シン中尉(イ・ジア)◆チーム長チョ大尉(キム・ミンジュン)◆北朝鮮軍チェ中尉(ト・ジハン)◆通信兵ノ兵長(キム・ドンヨン)◆ク下士(パク・ユファン)◆ユ中士(オ・ジョンヒョク)

ムスダンは北朝鮮の弾道ミサイルの事でアメリカが付けたコードネーム。北朝鮮での呼び名は火星と呼ぶ。てっきり弾道ミサイルの戦争映画かと思いきやまったく関係ありませんでした。

太王四神記でスジ二を演じたイ・ジアが久しぶりに登場!!

 

ネタバレあらすじ/最終兵器 ムスダン

韓国と北朝鮮の軍事境界線の韓国側DMZ”非武装地帯”で韓国兵士の捜索部隊が奇襲され連絡が取れなくなりました。

参謀長と作戦官はチョ大尉に特殊部隊を率いて極秘に調査せよと命じました。副チーム長には女性のシン中尉が選ばれユ中士、ハン中士、ク下士、ノ兵長、パク上士が任務につきます。

「奇襲された捜索隊員の死因は不明、24時間で原因を突き止めターゲットを始末する」

局地戦は避けたいので最小限の装備で任務を遂行するとチョ大尉は部隊に告げます。

シン中尉は迅速に動くための軽量防弾ベストと消音器付き拳銃を携行させリストに発煙手榴弾を加えました。

 

特殊部隊のヘルメットに取り付けたカメラの映像を見て無線でやりとりする司令室。参謀長は捜索隊を装って送り込んだ特任隊員が行方不明であり隠蔽の必要があると電話で話していました。

チョ大尉率いる特殊部隊がDMZに到着します。シン中尉は木の枝に付着する血痕を調べ出血してから12時間以内だと分かるが気付くとハン中士の姿がありませんでした。

ハン中士を探していると7体の死体を発見するが5体は北朝鮮軍の死体でした。北朝鮮の挑発だから周辺一帯を封鎖し追跡するよう無線で指示がありました。

2体は仲間であり先に回収するべきだと訴える者がいたがチョ大尉はハン中士の救出とターゲットの始末が先決だと命じます。

シン中尉は死体の皮膚を採取し化学兵器ではないかと疑い始めます。

 

「廃倉庫を見付けても封鎖しているため簡単には入れません」

参謀長と作戦官の話が聞こえ司令室に侵入した兵士は「死ぬと分かりながら部下を現場へ行かせたのか?!」と激怒し無線で「ポツリヌス菌が使われている、危険だからすぐ撤収しろ」と告げるが参謀長に射殺されてしまいます。

撤収命令のあと銃声を聞いたチョ大尉は呼びかけるが応答がありませんでした。

シン中尉はターゲットは未知の生物である可能性があると告げるがチョ大尉はそれでも任務は変わらないと言います。

 

チョ大尉はターゲットとハン中士は廃倉庫にいる可能性が高いと見て三手に分かれるが先に潜んでいたチェ中尉率いる北朝鮮軍に銃を突きつけられ特殊部隊は武器を捨てます。

隙をついてシン中尉が発煙手榴弾を投げ銃撃戦となり窮地を脱出するがチョ大尉とシン中尉はユ中士、ハン中士、パク上士の死体を発見します。ク下士とノ兵長は無事に脱出していました。

シン中尉は参謀長の隠謀だと気付き予定撤収時間まで後1時間だったが「まだやる事がある」と言います。

未知の菌による生化学実験が行われターゲットは北朝鮮の保菌者だと説明し絶対に殺してから撤収するべきだと進言しました。

 

結末/最終兵器 ムスダン

2人はターゲットを探すが北朝鮮軍の残党と鉢合わせ銃撃戦となります。

北朝鮮軍の兵士を捕らえ拷問にかけると米国と韓国を滅ぼすため革命的兵器ムスダンを作り出す実験をしていたが体内に細菌を埋め込まれた兵士が脱走してしまったと知らされます。

チェ中尉は実験にされた人物は互いに両親がおらず兄弟のように育ったためムスダンになる前に楽に死なせてやりたいと言いました。

ターゲットを殺すために来たのなら南北の目的は同じであり協力しようとチョ大尉は話します。シン中尉はムスダンが南北どちらに逃げても大惨事になると伝えると北朝鮮軍は聞き入れました。

爆弾の設置場所を決めチェ中尉が誘い込む作戦を立てるがターゲットが急に姿を現しました。かつて兄弟のように育ったため必死に呼びかけるが完全に化物に変貌しており北朝鮮軍はやられシン中尉がナイフを持って背後から襲います。

チョ大尉は爆弾を持ってターゲットを羽交い締めにしシン中尉に撃てと命じました。シン中尉は涙を堪え撃つと廃倉庫ごと大爆発を起こします。

カメラの映像も無線も切れてしまい参謀長は中隊を出陣させ特殊部隊の任務が失敗したら始末するよう命じました。

中隊に保護され治療を受けたシン中尉は参謀長から無線が入りムスダンのサンプルを手に入れたのか聞かれます。

5人犠牲となり頭にきたシン中尉は採取はしてないと答えます。ノ兵長はターゲットに殺されそうになった時に命と引き換えにク下士に助けられチョ大尉が命をかけてムスダンを破壊させた事でどんなに良い話を持ち掛けられても脅されても何も話しませんでした。

シン中尉は中隊と共に廃倉庫一帯の封鎖命令を受け向かうが銃を持つ手の甲に湿疹ができているのに気付きます。

「感染拡大は止められない」と言った北朝鮮軍の言葉を思い出し絶対に殺してから撤収すると進言したために命を落としたチョ大尉を想い涙を流しました。