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映画「コンテンダー」ネタバレあらすじと結末/英雄となった議員は出馬に挑むが・・・

映画「コンテンダー」作品情報

実際に起こったメキシコ湾原油流出事故を題材にニコラス・ケイジ主演で映画化。

下院議員コリンは大量の原油が流出し被害に遭った地元住民の救済に立ち上がります。

一躍脚光を浴び念願の上院に進出するチャンスだと思うがスキャンダルにより妻もキャリアも失ってしまう。

再起を賭けて上院議員選挙に向けて動き出すコリンだったが、そんな彼にさらなる陰謀が待ち受けていた。

監督=オースティン・スターク◆コリン・プライス(ニコラス・ケイジ)◆レイン=コリンの父親(ピーター・フォンダ)◆デボラ=コリンの妻(コニー・ニールセン)◆ケイト・ハーバー(サラ・ポールソン)◆フランク・レジェンド(ウェンデル・ピアース)

 

ネタバレあらすじ/コンテンダー

メキシコ湾の油田でBP社の堀削施設が爆発し油井に泥やセメントを投入しても原油の噴出が止まらない状況で流出範囲は260平方キロに及びました。

行方不明者の救出は絶望的であり生存者の捜索は終了しました。また強い南風の影響で原油が沿岸に押し寄せ漁業関係者は仕事を失いホームレスになる人も出始めました。 

アメリカ史上最悪の人為的環境災害であり報道が沈静化したあとも住民は現実に向き合い続けなければならない状況です。

選挙を控える政治家コリン・プライスはルイジアナ州住民として生活を支える義務が政治家にはあると発言しました。

 

英雄となった議員

「議員が地元住民のために戦う」と各紙の新聞が取り上げ無名議員のコリンは一躍脚光を浴びます。

フランクから念願の上院に進出するために利用するチャンスだと言われたコリンはBP社に責任を取らせようとします。

石油は事故を招きやすく時代遅れであり堀削を廃止するため環境に優しい事業に転換するべきだとコリンは考えます。

それにより継続的発展の考えである法律事務所の大事な顧客マークからの貴重な申し出を断ります。

黒人居住者が6割の地区で2回も当選したコリンは肌の色や財力など関係なく何かを生み出すリーダーが必要だが今は上院選に出馬する予定はなくルイジアナ州第二区の下院議員として事故処理に集中すると取材に答えました。

70年代、市長だった父親のレインは黒人に活躍の場を与えた。コリンは意志を受け継ぎ評判の弁護士である妻デボラから信頼され政治活動を続けてこれたと話しました。

しかし地元住民から期待されるコリンはチアリーディングのコーチであり漁師の妻ルーシーとの不倫を撮られてしまいます。

 

スキャンダル

犯罪ではないから会見を開き真実を話そうとするが事故対策の英雄である議員が黒人と不倫していたとなれば国民は離れ黒人メイン地区の白人議員なため白人票は期待出来ないと言われます。 

翌日、スキャンダルが出てしまい下院内総務と全国委員会は辞任を強く要求しレインの力でもどうにもならなかった。

追い詰められたコリンは辞職を決めデボラに離婚すると言われ酒に溺れるようになります。

それでもコリンは事故で困窮する自営業者をサポートするNPO法人組織を立ち上げ活動するが騒動が収拾するまで待たなかったため否定される一方でした。

しかしBP社はコリンの活動を認めて救済基金に賠償金を払いました。コリンはなぜ落ちぶれた低俗な政治家に肩入れするのか不思議に思います。

デボラとの離婚は成立していなかったがコリンは手伝ってくれた仕事仲間のケイトと愛し合うようになります。

 

結末

コリンの後を引き継いだオーエンズ議員が不正な商取引に関与しFBIに身柄を拘束されます。

コリンは上院選出馬の布石としてBP社の有力な株主が賠償金を振り込ませたと知ります。

ルイジアナ出身の協力者が欲しい有力者たちはコリンに選挙資金を払う変わりに勤労者とBP社を和解させ安全な堀削に巨額の金を投資する筋書きでした。

石油推薦派となり賠償にも関わらないのは今までの活動とは真逆の事でした。またコリンを上院選に出馬させるためにデボラが有力者のマークに裏で接触しお願いしていたのです。

50万人がBP社に損害賠償を請求し守らなければならないと思っていたコリンだが父親の病死、そしてケイトから別れを告げられ飲酒運転で自宅の門を突き破って衝突してしまいます。

〜9ヶ月後〜

上院選に出馬を決めたコリンは、

原油流出は悲劇をもたらしたが愚かな決断をしてはいけない、堀削禁止が経済降下を招く、石油業界を責めるのではなく力を合わせて働きましょうとマイクで叫びました。

 

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