作品情報/キャスト
バイ・ルーとライ・イー共演・相性最悪の2人が事件解決のためにタッグを組むラブ史劇
節度使が統治する地方都市・銀城は万華楼を境に上流階級の住む北城と庶民が暮らす南城に分かれていました。南城の覇権を争う竜竹帮の帮主・竜傲一は北城最大の絹織物商家から貴重な金糸が盗まれ当主の李清流に犯人だと疑われる。濡れ衣を晴らすため新絲路で働くことになり李清流から商売の神髄を学び始める。出生の秘密を知った李清流は竜傲一を残して都に戻る決断をするが、謎の陰謀に巻き込まれた竜傲一はある目的を胸に李清流の側室として宮中に入り込む。
全40話で紹介
ネタバレ感想/万華楼
第24話・
集落で世話になった異民族に水路を見つけてお礼をした李清流と竜傲一はキャンプして楽しみます。
竜傲一を心配して長安から駆け付けていた昭王は二人が仲良くしている場面を目にし黙って引き返します。
李清流と竜傲一は東女国へと向かうが国境付近で杜長風が率いる官兵に捕まってしまいます。
「お前たちは武器製造の図解書を国外に持ち出そうとした」
罪を着せられ銀城に連れ戻された二人は罠を仕掛けるとは犬猫にも劣る奴だと言い放ちます。役所が密閉して県令から手渡された物なのに封蝋を破らず図解書など入れられないと訴えると金糸が消えた際に痕跡も残さず箱を開けたと言われます。
竜傲一は金糸のことは部外者に話してないのになぜ知っているんだと訴えると新絲路の閉鎖や通関証の没収まで言い渡され斬首を命じられてしまいます。
「斬首はならん」
竜傲一は振り返ると副帮主がいたので驚きます。皇帝を護衛する金吾衛の元大将軍を名乗る呂乗雲は二人を罰する権利はないと杜長風に言い放つと、そんなはったり通用するのかと竜傲一は思います。
20年前、良媛様は出産した皇子と共に宮中での騒乱から逃げたが不幸にも命を落とし皇子は民間をさまようことになったのだと呂乗雲は言います。
その皇子こそが李清流であり当時護送していた呂乗雲はずっと行方を捜していたのです。
杜長風は呂乗雲が元丞相を連れてきたので跪いて皇子とは知らなかったと謝罪し県令に罪を着せて処刑を命じます。
五雲閣の鳳女将は師匠のお墓の前で、李清流が皇子とは誤算だったが竜傲一が白錦鯉を引き継ぐ時でしょうと語りかけます。
追い詰められてしまった杜長風だが皇子は商いを禁じられているので通関証を手に入れる好機だと思い付きます。
第25話・
自分が皇子であると急に知らされ戸惑う李清流は入京を急かされます。
時間が欲しいと訴えると勅命であり出発が遅れると悪党どもの餌食になると呂乗雲に言われます。
竜傲一は竜竹帮を大きくするのに支えてくれた呂乗雲に感謝を伝えると「何かあれば朱雀大街7軒目の店に連絡してくれ」と言われます。
李清流が二日後に長安へ行くことが決まり2人は想いを伝えようとしていました。
しかし竜傲一は物音を耳にし五雲閣の妓女たちと扉を破壊して押し掛けると刺客に襲われる鳳女将を目にします。
駆け寄って抱かかえると「長安へは行ってはいけない。名前を変えて暮らしなさい」と言われ亡くなってしまいます。
李清流は出立前に竜傲一と待ち合わせをしていたが彼女が来ることはありませんでした。
李清流は竜傲一への想いを文にし花瓶に入れて出立します。竜傲一は李清流の乳母から花瓶を受け取るが番頭が盗んでいたために文を読むことはなく花だけかと悲しみます。
新絲路にいた者は無条件で清竜号で受け入れるよう指示した竜傲一は小芹と共に姿を消します。昭王は清竜号を訪ねると鳳女将が亡くなった事を知らされるが守ってやりたい竜傲一とは会えませんでした。
鳳女将の最期の言葉を思い出す竜傲一は下手人は長安にいると疑い必ず仇を取ると「譚松 鳳歌の墓」に誓います。
第26話・
今まで李清流に無礼を働いていた杜長風は通関証を差し出して忠誠を示し助けてほしいと願うと小仙と仲が良いのだから身内にしてしまえばいいと龐に言われます。
李清流は皇帝(代宗)に謁見すると父上と呼ぶよう催促され今まで苦労かけたと言われます。朝議の場で皇帝から皇子であることが重臣たちに宣言され均王に封じられるが小仙を妃にする聖旨が出されてしまいます。
長安にやってきた竜傲一は鳳女将が持っていた玉佩は必ず何か関係があるはずと小芹に伝えます。
旅館に入る竜傲一と小芹は何者かが尾行しているのに気付いており差し出された酒に簪をいれると黒くなりました。
予想通り夜中に刺客が侵入してきたので様子を伺っているとバラまいた銀子には目も向けず布団に剣を突き刺していました。狙いは命なのかと気付き朱雀大街7軒目の店に行って金吾衛の将軍職に戻っている呂副幇主に会います。
漕運を始めた清竜号の仲間たちを長安に店を構え居場所を作りたいとお願いします。そして白錦鯉の玉佩について何か知らないかと尋ねると卜語閣なら分かるかもと言われます。
竜傲一は卜語閣を訪ね玉佩を見せると階上へ案内され謎めいた女主人と勝負の賭けをすることになります。
勝利すると玉に彫られている御殿桜という錦鯉で宮中にしかない品種だと教えられるが帰ろうとすると刺客に襲われます。
第27話・
卜語閣を出た竜傲一は刺客襲われるが偶然にも荷台に飛び乗って逃げた馬車の行き先が昭王府でした。
暗器が胸に刺さっているのを目にした昭王は腕のいい太医を呼び療養させます。
杜長風は竜傲一が長安にやってきて刺客に襲われたそうだと小仙に告げると黒幕だと疑われてしまいます。杜長風は徳妃の仕業かと思っていたが龐から疑われたので違うのだと知ります。
李清流は偶然にも小芹と再会した炎彬から竜傲一が刺客に襲われて行方不明だと知らされます。
昭王は旧友が負傷していると知ってお見舞いに来たと小仙が訪ねてくるが「そんな者はいない、自身の本分を尽くし用がないなら来訪は控えていただきたい」と帰らせます。
また小仙の会話を耳にしていた李清流たちも訪ねてくるが、ここにはいないと追い返します。
昭王は改めて小芹を呼んで招き入れ竜竹幇の仲間たちも銀城から呼び寄せます。
第28話・
昭王は密かに姉・昇平公主が管理する卜語閣を訪ね、竜傲一が白錦鯉の玉佩を調べていたことを知ります。
李清流は太妃に謁見すると孫との再会に涙を流して喜ばれ昇平公主を紹介されます。2年前に亡くなった独孤皇后が母親と仲良かったことを知り昇平公主に聞こうとしたが宮中で口にしてはいけないと忠告されます。
昭王が銀城の仲間と漕幇堂主を長安に呼び招いてくれたので竜傲一は長安を拠点とする話し合いを行います。
昭王が探してくれた場所で清滝号の店を構え漕運の輸送路の試験運行をはじめます。
療養していた竜傲一は庭でストレッチをしていると顔を合わせた徳妃から「妓楼育ちの娘など本気で相手にするわけないが、お前のために昭王は千年物の紫人参を私から盗んだ」と言われます。
口の利き方がなってないため杖刑を命じられるが昭王に助けられます。徳妃と昭王が口論となったので竜傲一は仲間を困らせたくないと清滝号へ住まいを移します。