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「大宋宮詞」51話~54話ネタバレあらすじ&視聴感想で詳しく

作品情報/大宋宮詞

リウ・タオ&ヴィック・チョウ共演、平民から皇后にまで上り詰めた実在する女性の波乱の生涯を描いた中国ドラマ

北宋の第3代皇帝・真宗は皇太子になる前の襄王だったころに蜀の平民・劉娥に命を救われ愛し合うようになる。身分を問題視する宮廷と朝廷からの反対、正室・郭清漪や側室・藩玉姝の存在などが立ち塞がるが劉娥は愛に生きることを決意するものの趙吉が太子になっても宮中に迎えられずに過ごす。そんな中、遼が和睦の条件として両国の皇子を相手国へ人質に送ることを提案してくる。真宗は朝廷に劉娥を認めさせるため趙吉を人質に送ろうとするが・・・

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劉娥(リウ・タオ)襄王/趙元侃/真宗/趙恒(ヴィック・チョウ)郭清漪(チー・シー)寇準(リャン・グァンホア)蘇義簡(ツァオ・レイ)李婉児(リウ・ツォン)藩玉姝(チェン・ドンニー)など

 

「大宋宮詞」全61話あらすじ一覧はこちら

 

 

ネタバレ感想/大宗宮詞

 

51話・権力欲

王欽若は丁謂に権力欲がここまであった事に驚き野心が大きすぎると危険だと思うが皇太后(劉娥)より優位に立てば王家にとって悪い話ではないと思います。

劉娥は趙禎(宋の第4皇帝・仁宗)が屋根の上にいたので陛下の側仕えに呼んでくるよう命じ叱責するが共にいた曹利用の娘・曹汝に挨拶され礼儀正しいと女子だと称えます。

劉娥が郭崇信の娘・郭清悟を趙禎の皇后候補と見込み宮中に住まわせているので曹利用は娘が陛下と接触できたことで第一段階はうまくいったと思います。

 

蘇義簡は病に伏せる寇準のお見舞いに行き権力を狙う丁謂を皇太后が牽制していると相談すると注意すべきは上奏文を渡す者だと言われます。

寇準の予想は的中し蘇義簡は朝議にでると皇太后からこれまで届いた上奏文を見せられます。蘇義簡、曹利用、郭崇信は上奏文は皆で協議して陛下と皇太后に呈するものだと丁謂に苦言を呈します。

劉娥は上奏文をすべて届けに来た内侍の雷允恭を呼び、よく調べずに3人の署名がない上奏文を届けて朝廷を揺るがすとは何事だと叱咤します。そして丁謂の要求をのみ雷允恭を洛陽での山陵使に就かせます。

 

曹利用が侍女に金を渡し霍清吾の宮中での生活や習い事を聞き出していると蘇義簡に教えられた劉娥は時局を見て爪を研ぎ待ち構えているようだと思います。

(丁謂の権力欲がここまで露呈していると失脚するのも時間の問題でしょうねw趙禎は遊んでばかりじゃないか、笑。そして聡明だった曹利用もやはりチャンスがあればと考えるよね、曹利用は間違いなく曹鑑に足を引っ張られていた)

 

52話・横領の罪

皇太后から皇陵の地相を見てと頼まれた刑中和は王欽若からどうだったかと聞かれ、皇陵の位置を100歩上方にずらせば皇室の子孫繁栄がかなうが岩が多く地下水も湧き出ると告げます。

事実を報告するつもりだと告げると共に参内する王欽若と丁謂に遮られます。

皇太后は埋葬の時期が遅れることはないと丁謂に言われ移転を承諾するが刑中和の読みどおり工事中に地下水が噴き出してしまいます。

劉娥は王欽若、丁謂、刑中和の三人を呼び絶対に問題ないと申したはずだと叱咤しすぐに解決しろと命じます。

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劉娥は泣きながら陵陽大長公主が皇宮に戻ってきたのでどうしたのか聞くと夫婦喧嘩で夫の丁献容に頬をぶたれたのだと知ります。

身籠っている陵陽大長公主に手を上げるなんて許せないと思う劉娥は悔しさを晴らしてあげると約束します。また皇陵を移転すれば地下水が湧き出る可能性があったが丁謂と王欽若に遮られたと刑中和から謝罪され、お前の主は丁謂なのかと叱責します。

劉娥はあえて三日間放置していると皇太后に何も動きがないので誠意を示さねばと思う丁謂が丁献容を連れて訪ねてきます。

親子は大げさな芝居で反省するフリをしているので陵陽が姿を現すかは彼女次第だと告げ蘇義簡からの上奏文を投げつけます。

 

皇陵で再び地下水が湧き出たと知る趙禎は何で判断を誤った刑中和を罰しないのかと皇太后に聞くと誰が場所を強く移せと主張したかよく考えてみろと言われます。

皇陵から戻ってきた蘇義簡からやはり元に移すしかないと言われ困惑するが大理寺に引き渡した雷允恭が曹利用の尋問で口を割ります。

皇太后と陛下は臣下たちに集まってもらうと蘇義簡は皇陵の地下水が湧き出たのは工事の怠慢が原因、木材や石材は粗悪品だったと告げます。曹利用が雷允恭の認罪の書と皇陵造営を任される前から丁謂が横領していた証拠を持参して現れると、劉娥は丁謂の参知政事の職を解き平江府の長官とします。

(丁謂にはちょっとあまい罰じゃないかな。どれだけ長い間着服していた事か、それに皇陵の手抜き工事なんて死罪でもおかしくないでしょ。そして丁献容は皇太子を前にして勝手にうろちょろし「陵陽大長公主よでてきておくれ~」なんて喚くのありえないでしょうよ、笑)

 

53話・寇準の文

王欽若は自分に黙って隠れて長い間横領していた丁謂に激怒し離縁したらどうだと娘に勧めるが逆境の時こそそばで支えたいと言われます。

2人の娘を左遷される丁謂と乱心する楚王に嫁がせる結果となったので王欽若は嘆きます。父親が左遷されてしまったので丁献容は陵陽大長公主から皇太后へのとりなしを頼むが執拗に迫った事で突き飛ばしてしまい流産させてしまいます。

この先、子は望めない体だと医官から知らされた皇太后は陵陽の願いどうり離縁させます。

 

趙恒の埋葬の日、寇準は見送りに向かおうとするが病のために吐血しそのまま亡くなってしまいます。

趙恒との涙のお別れをする劉娥は体調を崩し趙禎に看病を受けます。趙禎の即位の礼の前に補佐役4人が訪ねてきて垂簾聴政を開始し陛下と共に執政を行うよう進言されます。

即位の礼は任せるが垂簾聴政は保留にせよと命じると皇太后の責務であり趙禎からも願われます。

届けられた寇準の文を読み、無才の排除と賢才の登用の二つの策を授かった劉娥は垂簾聴政を決意します。

 

即位した趙禎は生母、劉娥を皇太后、義母・瓔珞を皇太妃とし皇太后と共に国政と軍政を治め、乾興2年を改め天聖元年として恩赦を与えます。

(いつも思うのだが何で恩赦するんだろうね。大罪を犯した人ラッキーじゃんwそれにしても皆さん急にふけましたね。寇準、最初から認めてくれればねぇ・・・)

 

54話・垂簾聴政

劉娥は先帝の遺志に従い垂簾聴政を行うがあくまでも補佐であり主は陛下のみだと臣下に告げ趙禎を玉座に座らせます。

~3年後、趙禎は許嫁の郭清吾を相手にせず曹汝と逢瀬を重ねます。蘇義簡から知らされた劉娥は情義に厚いところは趙恒そっくりだと思います。

郭清吾が陛下の誕生日に名馬を選ぶが留守だったので機嫌を損ねていると知らされ、皇帝が一人に情を傾けると面倒が起こるので支障がでないことを祈ります。

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劉娥は朝議で寇準の遺言である無才の排除と賢才の登用について相談したいと告げます。蘇義簡から官僚組織は役割が重複し肥大化していると言われ、陛下や民にとって不利益であるため実情を調べ職務怠慢のものを粛正するよう命じます。

また曹利用から科挙の再開を提案されると郭崇信は武術で試験を行う武科挙も必要だと進言し、陛下も劉娥も賛同します。

 

劉娥は丁謂の汚職に絡む書簡と報告書をすべて焼き払い関係者の罪を不問にすると告げます。都に居住の臣下の親類縁者をすべて名簿にまとめ提出させろと王欽若に命じると曹鑑は親類縁者を推薦で出任させれば縁故ばかりになり徒党を組むものが現れると言われます。

賢才の推挙に縁者を避ける理由はないし厳正に審査すると告げます。

最後まで反対する曹鑑に王欽若は声をかけると皇太后に名簿が渡れば臣下の親類縁者は永遠に仕官の道を閉ざされる、丁謂の書簡を燃やしたのは臣下たちを安心させるためだろうと言われます。

劉娥は郭崇信と協力し兵権を掌握すれば曹鑑一派は下手に動けないと蘇義簡に告げ、そのためには皇后に郭清吾を立てるべきを考えを伝えます。

そして名簿を図にしたものを見せ、遡るとすべてが丁謂に行き着くことに気付かせます。

 

(皇太后、めっちゃ賢い。丁謂がすぐに罪を認め左遷されてもやたら余裕の表情だったことに納得。にしても謀反を企てた曹鑑なんかに何で陛下の学問を任せるのかね。陛下を唆した罪で罰しといたほうがいいのでは?)

55話からのネタバレ

 

 

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