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永楽帝(最終話)結末は? 43話~45話ネタバレ鑑賞感想で解決

永楽帝 大明天下の輝き/作品概要

明の最盛期を築いた第3代皇帝・永楽帝の波瀾万丈の生涯を描いだ作品

 

あらすじは?

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明朝の太祖・洪武帝の四男・燕王の朱棣は軍略家として成長していたなか、皇帝から寵愛を受ける長男・朱標の息子・朱允炆が皇太孫に指名された。洪武帝が崩御すると朱允炆は第2代皇帝に即位し建文帝となるが、その地位を固めるために皇族たちの王位を次々と廃止していく。これに対し燕王・朱棣は北平にて挙兵し首都・南京を陥落させて第3代皇帝・永楽帝として即位する。5度の漠北への親征、安南奪還、永楽大典などの勅撰書の大編成事業などを手掛けたほか、都を北平に遷都し明を全盛期へと導いていく

「永楽帝 大明天下の輝き」全話あらすじ一覧はこちら

 

 

キャストは?

永楽帝/燕王/朱棣(青年期までチョン・イー/壮年期以降ウィリアム・フォン)太祖・洪武帝/朱元璋(チェン・バオグオ)徐達(チャン・フォンイー)朱標(ミッキー・ホー)建文帝/朱允炆(チェン・ユエモー)徐妙雲(イン・アル)皇后馬氏(ワン・ジー)李善長(ワン・チンシアン)隆基(ワン・ジンソン)など

 

ネタバレ感想/永楽帝

 

43話・安らかなる別れ

体調が悪化する徐妙雲は孫・朱瞻基が勉学にも弓馬にも秀でていて日増しに立派になっていると喜びます。

寄り添う朱棣は永楽大典が完成したらゆっくり読むよう告げるが徐妙雲がたびたび気を失うので医官を呼ぶと病にむしばまれ回復は困難だと言われます。

余命わずかだと知り徐妙雲のために宮中での殺傷を禁止させ死刑の執行は延期し祈祷などをさせます。

 

幽閉されていた徐輝祖が亡くなったので徐妙雲は葬儀に向かいます。妹・徐妙錦と思いでの部屋に行くと父親は苦労で死んだからまだ幸せだったが兄たちは朱棣に殺されたんだと責められます。

徐輝祖の長子に魏国公の爵位を継がせると命じる朱棣は徐妙雲が倒れたと知り駆け付けると皇后の冠をかぶり着飾っていました。2人だけで過ごしたいと言われ手を握り寄り添うと共に北京を守った将兵の家族に恩賞を与えていたから代わりに面倒を見てとお願いされます。

朱棣は涙を流しながら抱き締めると徐妙雲はそのまま胸に抱かれ息を引き取りました。

悲しみに暮れる朱棣は三日間寄り添い続けると朱瞻基からこのままでは魂があの世で安らげないと訴えられます。

 

鄭和が属国の使者を連れて戻ったので朱棣は褒め讃えます。朱瞻基を連れて3年かけて完成した永楽大典を見に行き皇后に見せてあげる事が出来なかったと悔やみます。

タタールの権臣アルクタイが謀反を起こすと朱棣は太子・朱高熾を監国に任じ朱瞻基を随行させます。

(賢い徐妙雲が亡くなってしまった、涙。憔悴していた朱棣だが使者を送って首を斬られて激怒しし復活したかな?徐妙錦、1人残され悲しくて怒りをぶつける気持ちは分かるがよりによって最後の言葉になるとは・・・)

 

44話・親征の決意

丘福を大将軍に任命し大軍を漠北に送るが大敗を喫してしまいます。

監国を務める朱高熾は朱棣が漠北に親征し砂漠を平定するつもりだと知ります。北征を決めた朱棣だが長男は軟弱、次男は激しやすく三男はまだ幼いので代わりに軍を統べる皇子がいないと姚広孝に話します。

朱瞻基がいるじゃないかと言われ、全軍を率いてタタールを征伐し北京の守護を孫に任せる決意を固め夏原吉に補佐を命じます。

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2年前に朱瞻基を皇太孫に封じた朱棣はここ数年アルクタイは大人しいがマフムードが不適な態度を見せているのでアルクタイを和寧王に封じマフムードを順寧王に封じました。

しかし何も変わらないので来年漠北に再び出兵することを徐妙雲の位牌に報告し次会いに来るときはずっと一緒だと告げます。

ウラーン・ホシューンの戦いで明軍は千里を走り遊牧民族が得意とする騎兵戦を繰り広げ無敵とされたオイラトの騎兵を撃破しマフムードは部族と共に敗走しました。

 

西暦1420年、永楽18年、朱棣は詔を発し北京へ正式に遷都しました。朱棣は来春にまたも漠北を討つと告げると反対論を唱えてきた夏原吉を投獄します。

(朱棣の親征を反対したらダメよ、亡くなるまで戦うのだから。夏原吉は投獄されるが朱瞻基が王座につくと釈放されて側近として活躍するはず、それにしても草原は部族名なのか名前なのかどっちか混乱するな、急に台詞だけで一気に駆け抜けていったね、苦笑。)

 

45話(最終話)・後世への願い

北征に反対した夏原吉を投獄して3年後、

朱棣は面会に行くと5回目の親征へ行くつもりならまずは1千656石の俸禄の借りがあるのだから払ってくれと言われます。

隨の煬帝でも不可能な数の仕事を成し遂げたが出兵の間隔があまりに短すぎるので朝廷の蓄えだけでは支えきれず民の労と財力を費やして得た交易だと言われ朱棣は再び激怒するが言い分が理解できるため罰することもせず去ります。

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朱棣は太子・朱高熾のもとに行き永楽12年の北征でオイラトを打ち負かしたが2年後にアルクタイが再びマフムードに大勝しオイラトが併合されかけたのだと話します。

夏原吉を見過ごせないのは兵部、工部、礼部の尚書を唆したことなんだと告げ、己の一生をかけて息子達が迎える難題を先に解決したいのだと言います。

朱高熾が理解してくれたので後を頼むぞと抱き締め5回目の親征へと出発し追い続けます。大軍で出征して三月になるが敵は戦うつもりはなく軍への物資の供給は続かないと判断し撤兵を命じます。

 

体が保たない朱棣は朕の死後は太子に皇位を継がせ葬儀や服喪は全て太祖の定めに従えと言い残し人生を振り返りながら馬を走らせます。

西暦1424年、永楽22年、永楽帝・朱棣は5回目の北征からの帰路で崩御(65歳)。

22年の在位中、集権のために削権に力を注ぎ内閣と東廠を設置し5回漠北に親征、北京遷都、運河の開通、永楽大典の編纂を行ない経済を繁栄させ国力を増強し「永楽の盛世」と呼ばれるようになった。

(正直、最後は一気に年代も飛び飛びだしナレーションで片付けていったので王になって終わりで良かった気がするな・・・)

 

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