作品情報/キャスト
RAIN(ピ)&キム・ボム共演、ファンタジー医療ドラマ
心臓外科医の天才医師チャ・ヨンミンはVIP患者の手術を終えて病院を出るが衝突事故に遭ってしまう。意識を取り戻すと目の前には自分が・・・救急車で病院に到着すると出来損ないの研修医スンタクがいたので手術を阻止しようと手をつかむと魂が乗り移る
ネタバレ感想/ゴーストドクター
14話・この手で助ける
自分のせいで父親を亡く恐怖心を抱え生きてきたスンタクだったがもう逃げたくないと思い自分を医者にしてほしいとヨンミンにお願いします。
「幽霊になろうが患者を諦めない白衣の重みを僕も感じてみたいです」
スンタクは何で自分を救ったのかゴーストのテスに聞くと術衣を着てたからと言われます。当時、亡くなったテスは運ばれてきたスンタクを見ているとゴーストとなったスンタクが自分に気付き涙をこぼしながら悲しい目で見返してきました。
生きている人間の力が及ばないなら幽霊がするしかない・・・スンタクは20年間もずっと見守ってくれていたんだと思います。
トラウマを克服したスンタクは患者を救える医者になるためヨンミンから猛特訓を受けます。
副院長はセジンに差し出されたUSBにミンホが映っていたので何をしてくれたんだと責めるが記憶がなく気付いたらヨンミンの病室にいたんだと言われます。
スンタクは副院長を訪ね「僕がいない間にまたやってくれましたね、改めて忠告するが教授に手を出すな」と言い放ちます。そしてヨンミンに言えと訴えられたので「スンタクは簡単につぶれない」と自分で照れながら言います。
スンタクは「自分を責めたら教授が悲しむ、元気出すことが教授のため」とセジンに告げると「彼がそう伝えろと?」と聞かれます。驚くと「心配しないで、待ち続けるからいつになってもいいから戻ってきてと伝えて」と言われます。
義父である会長ジェシクが病院にやってくるとスジョンが親しそうに話していたのでスンタクは知り合いだったのかと驚きます。
また前に「おじいちゃんが亡くなった後に子供を助けてた」と言っていた意味が分かり何で知っているのかと聞くと8歳のころに体調悪くて寝込んでいたがテスが現れついていき憑依するのを見たと言います。
手術室の前で倒れてしまい気付くと会長に介抱され病室にいたのです。会長は毎年テスの命日に来てくれるのだとスジョンは言います。
グクチャンが転院させられると知ったスンタクは副院長が治療費の支援を打ち切ると脅し家族を説得させたと知ります。フンギルの方は両親が治療費を払い元長官だという理由で追い出せないと知り驚くが副院長のもとにおしかけ患者に八つ当たりするなと言い放ちます。
急患が運ばれてくるとヨンミンはスンタクに憑依せず指示を出します。スンタクが蘇生を成功させるとスジョンはついに一人でやったねと喜び、セジンは特訓の甲斐があったみたいねと彼女に告げます。
セジンはずっとヨンミンがそばにいてくれていたんだと思い外食に誘って彼の好きな鶏肉料理をご馳走します。スンタクは鶏肉が食べられないのをスジョンから聞いていたためやはりヨンミンだったのだと笑みを浮かべます。
しかし、帰りにミンホに話しかけられ拒絶すると「殴られた借りを返してやれ」と電話しだしたのでスンタクに逃げるよう叫ぶとバイカーに鉄バッドで殴られてしまいます。
15話・医者としての使命
スンタクとセジンが仲良さそうに寄り添っているのを見てスジョンは嫉妬から苛立つと「あれは憑依しているヨンミンだ」とゴーストのテスは訴えます。
スジョンはセジンから電話があったので冷静にでるが救急車の要請であり急いで向かうとスンタクが倒れていました。テスはヨンミンがスンタクの体から出て倒れていたので救急隊員に憑依し、ストレッチャーに乗るスンタクを抱きかかえてヨンミンのもとに連れて行きます。
セジンはボミの病室を訪ねると母親から教授を目指していたのに教材を捨てたからどこかおかしいのではと訴えられます。手術を受けて心境の変化がある場合もあるし、もともと本人はやりたくなかった可能性もあると告げ正常だから来週にも退院できるとボミに告げます。
スンタクは手を怪我していたので何だこれはと責めると反射神経が良かったから軽傷で済んだんだとヨンミンに言われます。
ミンホの仕業だと教えられ現れたらボコボコにしてやるとヨンミンは口にするがセジンから命を救う大事な手を粗末にしないでとセジンに言われます。
他の人は信用できないから自分で手術するべきと言われヨンミンは憑依の危険性を知るために返事に困ります。
スジョンはいつまで経ってもスンタクが来ないので背中を叩いて追い出すとセジンはヨンミンだと分かってて叩いたでしょと訴えます。ちょっとした揉め事になったので憑依する時間を決めようじゃないかと相談します。
副院長はスンタクの問題点を探そうとするが最近は手術をやらずインターンの仕事をしていると法務チーム長から教えられます。
最後までひとりでも多くの患者を救おうと奮闘するヨンミンはフンギルの検査結果を見て脳内に溜まった水を抜けば意識が戻る可能性が高いのではとセジンと話し合います。
フンギルは両親が選挙のために自分を利用して記事にしているのを目にし助かっても喜ぶ人はいないと思うがボミが目覚めてほしいと望んでいたので決心します。
ヨンミンの肺炎が悪化しておりセジンは検査すると駆け付けるヨンミンは無名動脈が迫っていて危険だと知ります。
スンタクはこれ以上手術を延期できないと教授たちに告げるが肺炎を治っていない段階で手術するのは危険だと反対されます。バイパスが得意の外科長はどんな形でもいいなら助かる可能性はあるとセジンに告げるが手の力が弱くなるたね手術は行えなくなる可能性があると伝えます。
スンタクはテヒョンを訪ねヨンミンの執刀医になるよう告げます。まさか教授なのかと聞かれ憑依していたヨンミンはそうだと告げます。
テヒョンは教授の座が欲しいと副院長に訴え約束してくれれば自分の手で終わらせると言います。副院長は許可を出し手術を見に行くがテヒョンとスンタクが立ち位置を代わりバイパス手術でもなかったので騙されたと気付きます。
16話(最終話)・忘れないで
医師としての使命、正義感を取り戻すテヒョンはヨンミンの手術の執刀医になりスンタクに憑依するヨンミンと立ち位置を変えます。
この手で終わりにすると約束して許可を出していた副院長は騙しやがったと舌打ちし、外科長はバイパス手術をする予定じゃなかったのかと困惑します。
また同じ時刻にセジンはフンギルの手術を行い、テスは手術室の外で待つゴーストのフンギルに寄り添います。
ヨンミンは途中出血を起こしスンタクの体が抜けそうになり何とか耐えて止めます。スンタクは気付くとヨンミンが隣でしゃがみこんでいたのでテヒョンと変わろうとするが「お前がやれ」とヨンミンに言われます。
「お前に僕の体を預ける、実習だ、練習してきただろ」
テスはフンギルが消えて行ったので笑顔で見送り、スンタクはヨンミンの指示を受けながら手術を終えます。ヨンミンはスンタクに感謝し笑顔で消えていくとスンタクはセジンとスジョンに手術はうまく行ったと喜びながら報告します。
副院長から裏切ったなと責められるテヒョンは「医者が手術して何が悪い、目を覚ましても覚えていないから自分が黙ってれば問題ない」と言い放ちます。
スンタクは意識が戻るフンギルに会いに行き「現実世界へようこそ」と告げるがやはりゴーストの時の記憶はないのだと確かめます。退院するボミは何故か親近感を抱くフンギルが目覚めていたので喜びます。
スンタクはスマホをチェックすると自分へのメッセージを記録したヨンミンが憑依する自撮りの映像を目にします。
セジンはヨンミンが三カ月に目を覚ましたので涙を流して呼びかけスンタクも駆け付け手を握ります。
「おい、出来損ない、手を離せ」と言われやはり覚えていないのかと悲しみます。
セジンは花を持って病室に向かうが「シアトルにいるべきだろう、交換教授ってなんだ、前みたいに捨てて行けばいい」と言われます。悲しむセジンを目にするスンタクは思い出させればいいのにと病室に入って行くと酷い言葉を投げかけてくるのでスマホの映像を見せます。
しかし、「なんだこの縫い方は!!傷が残ったら責任取れよ」と言われたので覚えているじゃないかと喜びます。
何も覚えていないと報告を受けた副院長がお見舞いにやってきて心にもない言葉を投げかけてきます。
ヨンミンが「何で手ぶらなんだ、シャンパンでも持って来いよ、僕が会いに行くまでおとなしくしてろと言っただろう、そんなに不安か」と言い放ちます。
副院長はテヒョンが自首したことで警察から逮捕状を出す前に出頭せよと電話が入ります。殺人教唆の疑いだと言われ証拠はあるのかと聞くが会話をすべて録音されていました。
またセジンはミンホに会いに行き約束通りなにも受け取らないが自分の遺留分はすべて寄付するから父親を殺したあんたは何も受け取れないと言い放ちます。そこに警察がやってきてミンホは逮捕されます。
現実世界にはルールがあると覚えていないふりをしていたヨンミンだがセジンが交換教授を辞めてアメリカに発つと知り何で止めないんだとスンタクを責めます。
スジョンは清掃員に「遅くなってすまなかった、立派に育ってくれて嬉しい。遠くから見守ってるよ」とチョコレートケーキを渡されテスだと気付き涙を流しながら頷きます。
スンタクは未練がなくなったテスがあの世へ行くのだと悟り目に涙を浮かべ手を振ります。
ヨンミンはアメリカに行くべきかと考えていると暗証番号は変わってなかったのねとセジンがやってきたので驚きます。自分と一緒に暮らすために荷物を整理しただけでスンタクに騙されたと気付きます。
そしてヨンミンは患者の生死に向き合いながら復帰するのでした。終