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韓国映画「犯罪都市」ネタバレ結末/1990年代初頭に韓国に進出してきた中国新興勢力

 

作品情報・キャスト

韓国では「青少年観覧不可」だったが実話を基にした話題作が大ヒットを記録した。

警察チーム・地元ギャング・中国系組織の激闘!

ソクト刑事は地元2大組織が争わないように静めさせるが中国から新興勢力「黒竜」が乗り込んできた

監督=カン・ユンソン◆マ・ソクト=強力班刑事副班長(マ・ドンソク)◆チャン・チェン=黒竜組ボス (ユン・ゲサン)◆ファン社長=最大組織ボスでクラブオーナー(チョ・ジェユン)◆チョン・イルマン=強力班班長(チェ・グィファ)◆チャン・イス=イス組ボス(パク・ジファン)◆ソンラク=黒竜組の幹部(チン・ソンギュ)
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ネタバレあらすじ/犯罪都市

衿川警察の強力班を率いる怪物刑事ソクトは毒蛇組の組員が刺される事件があり対立するイス組の犯人を捕まえこれ以上争わないように両組のボスと話を付けます。こうして安全を守りうまくバランスを取っていたが街を乗っ取るため中国から新興勢力の黒竜組が侵攻してきていました。

黒竜組ボスのチャン・チェンは情け容赦ないやり方で借金して返さない毒蛇組組員を始末し迫ってきたボスもめった刺しにしました。

ソクトは最大組織ボスのファン社長がいるクラブで接待を受け女性と楽しむが近くのルームでは黒竜組が女性を売春婦のように扱い乗り込んできた支配人の腕を斧で切断する事件が発生していました。

強力班は指紋を調べてもデーターがなく監視カメラの映像を見ても初めて見る顔だったので密入国者だと思い金をばらまいて組員から情報を聞き出そうとします。

毒蛇がやられて乗っ取られた情報を仕入れソクトはデマだと思うがバラバラ殺人事件が発生し鑑識の結果、被害者が毒蛇だと分かります。

その頃、黒竜組は縄張りを荒らし始めイス組と衝突していました。

ソクトは金のためならなんでもする中国から来た黒竜組の仕業だと突き止めます。

 

勢力を拡大していく黒竜組の犯罪が後を絶たず、腹ごしらえをしていた強力班は偶然にも黒竜組と鉢合わせ店内で捕まえようとしたが気付かれて逃げられてしまいます。

最大組織ファン社長はソクトから「動くな」と言われていたが我慢の限度を超え黒竜組のスンウを捕まえます。しかしスンウは黒竜組に借金があり自分だけ助かりたくて毒蛇を裏切り手先になった者でした。

不義理が大嫌いなファン社長は始末しようとするが「奴を始末するのでチャンスをください」とお願いされます。

 

黒竜組が姿を消し強力班はイス組が動くと予想し張り込みます。

イス組は乗っ取られた店に車で突っ込み襲撃をかけ取り囲むが強力班が駆けつけて帰らせます。

黒竜組の幹部であるソンラク兄弟を捕まえ署に連行したソクトは拷問してボスの所在を聞き出そうとするがニュースで黒竜組がイス組に仕掛け大乱闘となった事がニュースで流れます。

派手にやられて面目丸つぶれの強力班班長は激怒します。

広域捜査隊長がやってきて街で暴れてるのは中国でも手配中のチャン・チェンでハルビン組織の元行動隊長だと知らされます。

署長からこの事件は広域捜査隊が引き継ぐと言われ納得できないソクトは「あの作戦をまだ伝えてないのか?」と強力班班長に訴え「組織が大きかったので一掃するために餌をまいたんです」と誤魔化します。

「一斉摘発は目の前で新聞一面に載ります」と言われた署長は受け入れました。

 

結末/犯罪都市

黒竜会がファン社長と対立するクォン社長と接触すると報告を受け襲撃をかけに行きます。

チャンは2階から窓を突き破って脱出し車に乗り込むとスンウに裏切られナイフで襲われるが返り討ちにしてそのまま逃走しました。

ソクトは「動くなと言ったはずだ」とファン社長を訪ねるが怒りが治まらないので器物破損と暴行で刑務所に入れるから子分を何人か自首させろと伝えます。そして黒竜組の報復を恐れて何も提供してくれない店を営む人たちを集め情報をくれれば必ず逮捕すると頭を下げます。

情報を次々と仕入れていくと黒竜組の縄張りが近隣まで進出している事が分かります。

中国から公安が来る予定で広域捜査隊と合同捜査をすると知らされた強力班は送還されるソンラク兄弟は死刑になると聞き「チャンの居所を吐けば韓国の刑務所に入れ数ヶ月で釈放だが拒否すれば送還されて死刑だ」と話を持ちかけます。

しかしソンラクは車に押し込められてしまいます。

だが、ソクトは罠を仕掛けていました。

 

車に乗っていた公安が「こっちにはヤクを買ってくれる者を探すのは難しい」と話し始めるとソンラクは罠にかかり「ご期待に応えられる」と話しかけてきました。

公安(強力班に金を貰って演技した警官)は連絡先を渡してソンラクを逃がしました。

ソンラクはアジトに辿り着き公安は検査がないから簡単に持ち運べるしこれでボロ儲けだと伝えます。

チャンはデマだと激怒するが公安は本物のヤクを渡していたのでソンラクを信用し連絡します。

罠にうまくかけた強力班は捜査員を総動員して次々と捕まえていくがボスであるチャンは部下を率いてファン社長の組織に襲撃をかけていたので現れませんでした。

しかしファン社長が助けを求めようと衿川署まで逃げてきたので尾行する捜査員から知らせを受けたソクトは車で急行しチャンが乗る車に突進しました。

部下を捕まえる間にチャンに逃げられてしまうが行きつけの食堂にいる少年から中国に逃げると電話で話していた事を知らされます。

空港のトイレに追い詰めたソクトはチャンの腕をへし折り手錠をはめました。

 

感想

こんなに恐ろしい実話があったのですね。

しかし・・・恐ろしさはまったく見ていて伝わってきませんでした。

韓国特有というかコメディー要素が多すぎです。

日本でいえば「アウトレイジ」のように制作してくれれば緊迫感があって楽しめたと思いますがこれはコメディーですよ。