中国時代劇「長歌行」作品情報
人気漫画を原作にしたディリラバ主演のアクションロマンス時代劇
あらすじ&キャスト
唐代初期、「玄武門の変」の暴乱から逃げ出す皇太子の娘・李長歌は朝廷から追われ、復讐を果たすために男装して救援を求め幽州へと向かう。秦準(阿詩勒隼)と名乗る男と出会い互いに相手の素性を疑いつつも助け合いを重ね次第に信頼し合う関係になる。
長歌の逮捕を命じられた禁軍頭領・皓都は苛烈な追跡を繰り広げていたが長歌の従妹・李楽嫣による必死の牽制によって計画が狂っていく
全49話で紹介
ネタバレあらすじ/長歌行
第31話/その手を離さない
李長歌と李楽嫣は梓微宮に向かうと予言通り火事で大騒ぎとなっていました。
李長歌は皇太子を捜すために駆け込むが藁人形に祭服を着せてあったのでどうゆう事かわからず流雲観に戻ります。
阿詩勒隼と李靖は偽の侍衛がいるのに気付き捕らえると服毒しようとしたので蹴っ飛ばし死士だったので連行します。
皓都は調査の結果、放火だと分かり李楽嫣は誰が弟を狙ったのかと困惑します。杜如晦は最後に皇太子を目撃した人を捜す過程で流民を装った者が宮殿に侵入したと情報を得ます。
美しい顔立ちで目元にほくろがあると知り、杜如晦と皓都が李長歌だと気付くと李楽嫣と魏玉砕は動揺します。
李楽嫣は事情を伝えようとするが杜如晦が吐血し皓都が流雲観に急いで連れて行きました。
皓都は杜如晦が李長歌を目撃したらしく後を追うと「付き添いの者がどこへいく」と司徒郎郎が立ち塞がります。ただ者ではないと察知し先を急ぐので従って引き下がり辺りを捜すと李楽嫣とばったり会います。
李楽嫣を治療を受ける杜如晦のもとに案内し首を振って捕らえていないことを報告します。李長歌は逃げる手配を魏叔玉が準備していると言われていたがあえて流雲観に戻り身を隠します。
李靖は捕らえた偽侍衛の拷問を妻に任せると隋の侍衛だと分かります。
皓都は李楽嫣が手引きしていると読み困惑していると杜如晦から知恵を授り、兵を率いて護衛できないので外には出ないよう李楽嫣に告げます。
文を受け取った李長歌は茶楼に向かうが待っていた李楽嫣と魏叔玉は皓都に捕らわれていました。そうとも知らず李長歌は訪ねて行くが寸前の所で皓都を尾行していた阿詩勒隼に手を掴まれます。李長歌と魏叔玉は阿詩勒隼の姿を目にし彼なら安心だと思います。
酒楼に隠れる阿詩勒隼は李長歌を抱き締め「もし負い目を感じているなら俺のそばで償えばいい」と言います。
足音に気付き捕らえると宮殿を抜け出した皇太子がいて酒楼には金髪で青い目の踊り子がいて楽しくて居座っていたと言われます。李長歌は阿詩勒隼が動揺して首を横に振っているのを目にした後、火事になったのを知っているのに皇太子が一度も戻っていないと知りお灸を据えます。
第32話/流雲観の乱
李楽嫣は自分の名前を使って李長歌を呼びだしたことに頭にきて皓都の頬を打ちます。
「実はいい人だと思い始めていたのに私を騙すなんて許せない。李長歌がどんな人かいいかげん気付くべきなのに命令や手柄がそんなに大事なのか」
己の使命を忘れたのかと杜如晦から叱責される皓都は唐を害する者とは思えないと告げると謹慎を命じられ「何の感情もない操り人間なのか」と心惹かれていた李楽嫣の言葉をかみしめ涙を流します。
秦じい達と再会を果たした李長歌は洛陽を離れる事に決め別れを告げに流雲観へ向かいます。
参拝を装い流雲観を訪ねる錦瑟夫人は流民に扮した死士に制圧させ放火した者を捜す杜如晦を殺そうとします。
やたら静かなために異変を感じる李長歌は様子を伺うと皇太子を殺したと嘘を付く錦瑟夫人を目にし「復讐したいから獲物を譲れ」と姿を現します。
そして刀を受け取ると隙を突いて杜如晦を助け戻ってきた司徒郎郎と共に戦いながら杜如晦や流民達を逃がします。
救援の知らせを耳にした皓都は駆け付けると李長歌を救えと杜如晦に命じられ先を急ぎます。また異変に気付いた李楽嫣と魏叔玉、そして阿詩勒隼も駆け付けます。
第33話/秘められた関係
杜如晦は弓隊を集結させると李楽嫣と魏叔玉はうまくいくだろうかと不安が押し寄せます。すると李靖が自分に任せて欲しいと訪ねてきたので信じて兵符を渡します。
錦瑟夫人によって李長歌と阿詩勒隼は包囲されていたが「大目が小目を殺す」と李靖の声が届きます。阿詩勒隼は囲碁をしていた時を思いだし李靖の声を頼りに動くと遠くから飛んできた矢が刺客を襲います。
阿詩勒隼は驚いて逃げる錦瑟夫人を捕らえ、やっと修復できた唐との関係を乱すつもりかと言い放ちます。
皓都たちが唐の兵を率いてやってきたので錦瑟夫人を手刀で気絶させ逃走します。司徒郎郎は杜如晦たちが李長歌を捜しているのだと察知し李靖と協力して一網打尽としたのは自分、誰を捜しているのかと訴えます。
李楽嫣は城門近くで粥を配って様子を伺い流民に扮した敵を見極め捕らえていきます。牢獄された錦瑟夫人は自分は隋室の残党でありいずれ隋が主となると言い残し自害しました。
李楽嫣は李長歌から文を受け取って皇太子の居場所を知り迎えに行くとまったく反省せず李長歌を捕らえろと言いだしたので頬を打ちます。
阿詩勒部の鷹師では弥弥古麗が倒れている幼い男の子を発見し解放するが「主が自分の任務を忘れるなと忠告している」とつぶやかれ動揺します。
第34話/草原の異変
北の士族の身分を秦じいが手に入れ李長歌、阿詩勒隼たちは鷹師の幕営へと向かうと見送りに来てくれた李靖から「仁者の心こそ無敵である」という言葉を頂戴します。
李楽嫣は李長歌の無事を祈りながら皇太子たちと共に洛陽を後にし長安へ向かいます。杜如晦は李世民に謁見し李長歌と遭遇したが阿詩勒部と逃げてしまい捕らえられなかったと報告します。
自分の命を助け道観内の民も救い元気に剣を振り回していたと告げると李世民は満足そうに笑みを浮かべます。
李楽嫣は皓都のことをいまだ許せずにいたが流雲観の乱で李長歌が逃げられたのは皓都のおかげだと教えられます。李長歌は死体に扮して運び出されたが動いた者がいると報告を受けた皓都は見間違いだと見逃したのです。
鷹師では疫病が広まり弥弥古麗は自分が助けた男の子のせいだと気付きます。連れだそうとするが亡くなった弟と重ね見捨てることができません。
報告を受けた李長歌は孫真人に報告してほしいと秦じいに託し阿詩勒隼に同行し鷹師の幕営に向かいます。
呪いをもたらしたと弥弥古麗が命を狙われていたので同族を殺してはならないと阿詩勒隼は止めに入ります。李長歌は少年と一緒にいる弥弥古麗が発病していないので不思議に思っていると司徒郎郎たちが到着したので感謝します。