中国時代劇|後宮の涙
チャオ・リーイン主演による宮廷ラブロマンス!!
懸命な努力と類稀な才能で中国で最初で最後の女性宰相にまで上り詰めたひとりの女官の物語!!
全話鑑賞して見所キャスト、全話ネタバレあらすじを最終回の結末まで感想を交え詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
欲望渦巻く宮廷の中で多くの涙を流しながらも苦難を乗り越え懸命な努力と類まれな才能で宰相にまでのぼりつめていった善良で聡明な女官
北斉の名商・陸家の長女・陸貞は母親を早くに亡くしながらも善良で聡明に育ったが継母の嫉妬を買い父親が殺害されてしまう。皇后に命をねらわれていた高湛(後の武成帝)を助けた事で与えられた玉飾を用いて宮中入りする。
コツコツの昇格を果たし継母を裁判にかけて父の仇を討つが・・・
ネタバレ感想|後宮の涙
41話・敵の反撃
陸貞は高演に拝謁すると陸錦と名付けられた錦で作った野蚕により国庫が潤っているため設立した織染署官に任命されます。
六部傘下の各所と同等の扱いを受け従三品の昭儀に昇進し丹娘も七品掌衣に昇格します。
陸貞は自分の身分が朝議にも参加できると知り驚きます。
蕭皇后は高演が吐血して倒れたので驚き、皇太弟である高湛が出征しているために政を今度どうするか重臣たちに相談します。
すると重責を担うのは私しかいないだろうと婁皇太后が現れたので驚きます。王尚儀から皇太后が婁小侯夫人の輿に隠れて侵入したらしいと報告を受けた陸貞は困惑していると急に包囲され沈碧が現れたので驚きます。
蕭皇后は倒れた陛下よりも政に関心があるのかと皇太后に訴えるが兵士たちがなだれ込んできたので謀反だと察します。
反乱軍を従えて宮中に潜入した皇太后は出征中の高湛が国に背いたと罪を着せると異議を唱える者はその場で斬られます。
武力で政治の実権を奪うころ、出征する高湛たちは婁氏一族の策略に窮地に陥っていました。
皇后は屈することなく皇太后を罵ると長公主とともに含光殿に閉じ込められ、陸貞は沈碧に鞭打ちされるがもう終わりかと挑発し耐えます。
皇太后のもとに連れていかれると磁器と絹の取引を渡せば命は取らないと言われるが私財ではないので渡せないと拒否します。
高演は病の体で皇太后のもとへ向かい皇后を軟禁して高湛に謀反の罪を着せるとは何を考えているんだと責めます。自分が体調を崩したのは皇太后によって薬をすり替えられていたと知って愕然とします。
皇后は陸貞が手にする九鸞釵に気付くと長公主は母・郁皇后が瑾内侍長に与えたものだと言います。
瑾内侍長は威烈将軍・陸謙に嫁いだから、本当に陸貞の母親なら陸尚書の陸遜は亡くなった陸賈の遠縁だと言います。
だが瑾内侍長は一人息子・陸元の急死で悲しみのあまり病気となり亡くなったはずと言います。
陸貞は一人でよく「元」の字を書いていたし自分の名は元亨利貞から取ったと言っていたので母親に間違いないと思います。
蕭皇后は威烈将軍の夫人が郁皇后に毒を盛ったのが婁氏だと突き止めたことを思い出すと母親を殺したのは婁氏なのかと長公主は驚きます。証拠を握られた婁氏は梁に出征した将軍を殺すと罪を着せられる夫人は息子を抱いて洛水に身を投げたのだと言います。
病死というのは婁皇太后の後付けだから生きていたとしてもおかしくはないと言います。
陸貞は母が過去を話さなかった理由、そして九鸞釵を持っていた理由を知り涙します。
陸貞は投獄されるが丹娘と出征していたはずの沈嘉彥がやってきたので驚きます。高湛は柔然に援軍を求め前線は徐駙馬が守っていると知らされるが丹娘が身代わりになると知り見殺しには出来ないと拒否します。
しかし手刀を受け気を失い意識が戻ると馬車に乗っていたので驚きます。丹娘が身代わりで牢に入り今は宮中の状況を高湛に伝えに行くのが先決だと言われてしまいます。
しかし、都からの噂で丹娘と長公主が処刑されると知り単身で引き返すとやはり来たなと皇太后に言われ、「当たり前だ、お前と一緒にするな」と言い放ちます。
陛下を軟禁して長広王に罪を着せ長公主まで処刑しようとするのかと言い放つと、三千の兵を率いる高湛に包囲されていると一報が届きます。
しつこいよ。
そして婁氏にそんな勢力があるのならちゃんと描いてほしかったよね。今まで一度もなかったしそんなに勢力があるなら侵略された時に普通なら出征を命じるよね。
もしかして陸元って沈嘉彥?身を投げて母親が生きていたとなるとあり得るよね
42話・反乱軍との戦い
高湛に包囲されていると報告を受けた婁皇太后は長公主、陸貞、丹娘を人質に取り己の腕を斬り落として入って来いと要求します。
母親の仇だと知ったばかりの長公主は婁氏を絶対に許すな、敵を討てと叫ぶと斬り殺されます。
陸貞は自分が人質されると高湛が動けないので隠し持っていた短剣で将軍を刺すと来世で会おうと叫び城の上から身を投じます。
高湛はとっさに盾を投げると落下位置が変わって偶然にも藁の上に落ちます。これを機に両者は衝突すると高湛は反乱兵を撃退し陛下と皇后を救出するが皇太后には逃走を許してしまいます。
高演は皇太后をもう母とは思わないと言い、反逆者の婁氏を見つけ次第捕らえるよう命じます。
長公主の死に悲しむ一同、高湛は重傷を負っていた陸貞が生死の境を彷徨っているのでもし目覚めなければ共に逝く決意を固めます。
子を産めない体となるが助かるかもしれない方法があると知り高湛は陸貞の命の方が大事だと告げ薬を飲ませます。
高湛は陸貞の父が陸謙将軍、母親が薛瑾で陳に亡命して和康郡主を娶った陸尚書が姪に会いに来ると蕭皇后から知らされます。
意識が戻る陸貞は叔父と会うと間違いなく兄の娘だと言われ喜びます。婚約したにくしんが亡くなった場合は三七日の法要までなら婚礼を行っても不孝にはならないと習慣があるので高湛と陸貞は婚礼を挙げます。
高湛は挙式して間もないが関西へ魏を征伐しに行くと陸貞に告げます。陸貞は心配しながら見送る頃、逃走した婁皇太后は魏の国王に謁見し取引します。
体調を崩す皇后は静養している間、鳳印を陸貞に預け後宮を任せます。
高湛は婁皇太后が3万の兵力を授かっているとは思えず捕らわれてしまい、沈碧がいたので驚くと魏の国王に残れと強いられたことを知ります。
高演は高湛の救出を最優先と考え身代金を用意し、撫州を落とすために4万の兵力を送ります。
しかし守りが手薄となってしまったところを夜襲を受け皇太后が率いる反乱兵に突入されてしまいます。
どれだけ陸貞に嫌がらせしたと思っているのさ、皇太后の味方して最後は裏切られ、さらに魏王に抱かれ同乗してるし勘弁してよ。
もはやどこで何をしているのか分かりにくいww謀反を起こすにしても勢力が強すぎで国と国の対決みたいだww
43話・悲しき別れ
婁皇太后は守りが手薄になったところ攻め込むが庶民に落とされ魏と結託した反逆者だとされていたので激しい抵抗を受けます。
高演を救い出して蕭皇后には手を出すなと命じ突入させると、高演は自分が捕まっても命に危険はないために皇后と陸貞を連れて逃げるよう命じます。
しかし皇后に向かって飛んできた矢を己の体を盾にして守ると高湛に渡してくれと玉璽を皇后に託し息を引き取ります。
陸貞たちは建礼門を突破して長公主府に入り、皇太后は亡き高演と対面し涙するが孫が誕生すれば太皇太后として朝廷を牛耳るのだと決意します。
王尚儀も殺されてしまい悲しむ皇后は産気づき無事に皇子を出産するが出血がひどく助からないと悟り自分の代わりに阿緯を育ててほしいと陸貞に託します。
婁氏の手に渡れば間違いなく傀儡の王となってしまうので玉璽を預かっている事もあり陸貞を陛下の妃にして養母になってもらうと告げます。戸惑う陸貞に高湛が戻って即位したら妃の称号を取り払い戻らなければ阿緯を連れて陳国へ逃げるよう訴えます。
陸貞は正式に拝命するが皇后が阿緯を抱いたまま崩御してしまい、戻ってきてと高湛の帰還を願います。
魏の人質になっていた高湛は沈碧の協力を得て兵士を装って逃走し、高湛を想う気持ちは陸貞に負けないと自負する沈碧は命をなげうって彼を逃がします。
高湛は意識が戻ると陳の文帝陛下に保護されていたので感謝し関西の援軍として200の兵力をお借りしたいと願うが婁氏の集めた兵に魏の援軍を加えると3万になるから3万貸そうと言われます。
陸貞は皇子を抱き丹娘と共に地下道を通って外に出るが追ってに気付く丹娘は皇子を抱いているように装って逃げ出し己の顔を傷付けて崖から身を投じます。
これにより皇太后は陸貞が皇子と共に身を投げたと勘違いします。
沈碧はどうでもいいけど丹娘の扱いが酷いな・・・脚本どうにかしてよ。陸貞の身代わりで牢に入るし陸貞を逃がすために己の顔まで傷付けて身を投じるなんてちょっと今までのキャラと違うよ。