中国時代劇|後宮の涙
チャオ・リーイン主演による宮廷ラブロマンス!!
懸命な努力と類稀な才能で中国で最初で最後の女性宰相にまで上り詰めたひとりの女官の物語!!
全話鑑賞して見所キャスト、全話ネタバレあらすじを最終回の結末まで感想を交え詳しく紹介します。
あらすじ&キャスト
欲望渦巻く宮廷の中で多くの涙を流しながらも苦難を乗り越え懸命な努力と類まれな才能で宰相にまでのぼりつめていった善良で聡明な女官
北斉の名商・陸家の長女・陸貞は母親を早くに亡くしながらも善良で聡明に育ったが継母の嫉妬を買い父親が殺害されてしまう。皇后に命をねらわれていた高湛(後の武成帝)を助けた事で与えられた玉飾を用いて宮中入りする。
コツコツの昇格を果たし継母を裁判にかけて父の仇を討つが・・・
ネタバレ感想|後宮の涙
24話・交錯する想い
高演は蕭貴妃を愛するのは構わないが、いまだに世継ぎがいないのは問題だと婁皇太后から叱責されます。
蕭貴妃は後宮の長として太廟で罰を受けると1年以内に務めを果たせと命じられ替え玉を派遣します。しかしすぐにバレるどころか陛下が吐血して倒れてしまったので皇太后に叱責を受け謹慎処分を命じられます。
努力を重ねてきた陸貞は女官試験で筆記実技とも実力を発揮し沈碧が21位で合格するなか首位を獲得し婁皇太后との約束を果たします。
王尚儀は邪魔したかったが蕭貴妃が謹慎処分中で動けないので手が出せず、陸貞は成績が評価され七品の典飾に復職しよく期待に応えたなと婁尚侍に褒められます。
陸貞はばったり陛下に会うと高湛から手紙が届いていないのかと驚かれ、見送りできなかった事で自分を忘れてしまったのかと涙をこぼします。
青鏡殿に戻ると高湛から手紙が届いていたので喜ぶが、渡すよう頼まれ受け取っていた沈碧が書き換えていたことで別れの文を読みショックを受けます。
しかし丹娘は高湛はいつも寝言で陸貞の名を呼んでいると元禄から聞かされていたために長広王の言葉とは思えないと言います。
それに発つ日も高湛は司衣司へ行ったし自分も知らせるために向かったが陸貞が婁尚侍と相談中で会えないと宮女に追い返されたんだと言います。
あの日を思い出す陸貞は沈碧に勧められて司衣司に泊まっていたので王尚儀と内通しているのかと疑います。
陸貞は陛下から高湛に使者を送る際に修復した白虎の白磁を届けてほしいと願います。右腕的存在の玲瓏にいろいろと話を伺った結果、高湛に会わせないよう画策したのも失敗続きだったのも、すべて沈碧の仕業のようだと確信します。
筆跡を真似るのがうまいようだなと沈碧を追及すると私の事が何も書かれていなかったから破って捨てたんだと言われ高湛が好きなのかと驚きます。
沈碧は陛下に話されたら死罪になると恐れ沈嘉敏を唆し、襲撃された陸貞は部屋に逃げ込み助かるが王尚儀の秘密を知ってしまいます。
表向きはいい顔して裏で裏切るパターンが一番たちが悪いから早く分かってくれて良かったけど沈嘉敏ってお馬鹿さんだから身分が下の者にもいいように利用されますねww
王尚儀は男と密会してお楽しみ中だったけど相手は誰でしょうね?
25話・新たなる決意
陸貞は改心したのだと信じた沈碧に裏切られ、命を狙われた上に王尚儀の秘密まで知ってしまいます。
蕭貴妃が謹慎中で王尚儀がお楽しみ中であり沈碧に人を動かす人脈はないので自分を襲ったのは沈嘉敏ではないかと疑います。
杜蘅に相談しに行くと報復を恐れた腹黒い沈碧が先手を打とうと沈嘉敏の手を借りたのだと言われます。
王尚儀の顔を見られたと告げると弱みを握られた以上強く出てこないだろうから知らぬ存ぜぬで通し、互いに退路を残した方がいいと言われます。
うぬぼれと未熟さを痛感した陸貞は頼れるのは楊宮女と杜蘅だけなのでご教示願うと、教えられるのは陰謀詭計だけだと言われます。
数年にわたり官吏の道を学び指導のかいあって一人前の女官への着実に成長していくことになります。
沈碧は陸貞が普段と変わらない様子だったのでバレてしないようだと沈嘉敏に告げるが襲撃した宮女は見られているはずだから消した方がいいと唆します。
陸貞は司衣司の改革に乗り出し厳格な賞罰制度を定め、2等宮女以上は作業日誌の提出を求め後宮の煩わしい業務を軌道に乗せます。
王尚儀に呼ばれ挨拶すると拾ったものをお願いだから返してほしいと頼まれ、師匠の教え通り何のことだか分からないと貫き通します。
しかし、王尚儀が落とした玉牌は婁尚侍付の一等宮女・邱臘梅に拾われており、陸貞は王尚儀の秘密だけでなく自分が襲われたことまで知っていたので驚きます。
告発すれば王尚儀、主の蕭貴妃、そして沈碧と沈嘉敏まで一気に潰せると勧められるが自分にはできないと謝罪します。
陸貞と高演は被災地で動乱が起こり高湛が行方不明になったと知ります。高演は羽林軍を招集し随州へ向かわせようとするが皇居を警護する近衛兵であるため徳州節度使に捜索を命じます。
そして羽林軍の将校で沈嘉敏の義兄・沈嘉彥を呼び誰に邪魔されようと高湛を救い出すよう命じます。
沈嘉敏の帰宅を早急にお願いされたので許可するがこの暴動は婁氏が関与しているのだと察します。
沈嘉彥は道に迷ったところ出くわした陸貞に案内されるが名前を尋ねると玲瓏と言われます。沈碧は高湛が消息を絶ったと知り驚くがこのタイミングで沈嘉敏が出宮すると知り裏があると思い賄賂を使って調べます。
せっかく王尚儀の弱みを握り蕭貴妃の方はしばらく抑えられそうだったのに今度は婁尚侍から嫌がらせを受けそうね。ただ陛下と仲がいい事で婁皇太后からは今のところ評価を得てますね。
陸貞、どうでもいいけど沈碧の言葉遣いをどうにかしなよ、それに沈碧ごときが婁皇太后が高湛の命を狙っていると知れるのならば全員知ってもいいはずだけどな・・・
そして何で玲瓏と名乗ったのだろうか、あとあとめんどくさい話をはさんでくることになるねww
26話・決死の行動
高湛を愛する沈碧から情報を得た陸貞は助けたい気持ちには嘘はないと信じ陛下のもとに向かうが皇太后を会っていると知り引き返します。
皇太后の手の者から監視されている事に気付くと助けを求めるのに確実な人は長公主しかいないと思います。
高演は節度使への命を阻止されたので皇太后を責めると死ねばもう娶られることはないだろうと言われ被災地に追いやったのも計画なんだと気付きます。
3年かけて郁皇后を始末したのだから息子も逃がしはしないと言われ言葉を失います。
陸貞は沈碧に自分の身代わりを頼み密かに宮中から出ようとすると沈碧の父親に見捨てられてしまいます。仕方なく馬車に勝手に乗り込むとバレてしまうが沈嘉彦だったので驚き陛下の密命なんだと嘘を付きます。
沈嘉彦の助けをえて長公主の滞在地を訪問すると留守だったので帰宅を待つことにするが輿が到着したので出迎えると沈嘉敏だったので驚きます。
沈嘉敏は国公・沈吉の一人娘で長公主によって高湛に嫁ぐ予定の人であるため、高湛が窮地だと話し救えば手柄になると伝えます。
顔に火傷を付ければ父親に手紙を書いてあげると言われ覚悟を決めるが、何の真似だと沈嘉彦に助けられます。
宮中に戻る陸貞は長公主には会えなかったが順調だと沈碧に告げます。10日後、陸貞は皇帝陛下の相手をせよと婁皇太后から命を受け昭陽殿へ向かいます。
高湛は沈将軍のおかげで無事に帰ってくるから安心するよう告げると陛下は元気を取り戻します。
高演は陸貞に背中を押され軟禁中の蕭貴妃に謝罪し、そして想いを伝えると愛していないが愛情より尊厳を選ぶと言い手を差し伸べられ抱きしめます。
翌日、無事に高湛が帰還したので高演は大いに喜ぶなか、死んだはずじゃなかったのかと婁皇太后は激しく動揺します。
蕭貴妃もそこそこブレブレですね。そして婁皇太后は陛下を軟禁してまで高湛の命を奪いにいくとはちょっとやりすぎよ。
私が皇帝だったら母親といえど政への関与を禁じ勢力を削ぐ