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「永楽帝」29話~32話どんな話? ネタバレ鑑賞感想で詳しく紹介

永楽帝 大明天下の輝き/作品概要

明の最盛期を築いた第3代皇帝・永楽帝の波瀾万丈の生涯を描いだ作品

 

あらすじ

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明朝の太祖・洪武帝の四男・燕王の朱棣は軍略家として成長していたなか、皇帝から寵愛を受ける長男・朱標の息子・朱允炆が皇太孫に指名された。洪武帝が崩御すると朱允炆は第2代皇帝に即位し建文帝となるが、その地位を固めるために皇族たちの王位を次々と廃止していく。これに対し燕王・朱棣は北平にて挙兵し首都・南京を陥落させて第3代皇帝・永楽帝として即位する。5度の漠北への親征、安南奪還、永楽大典などの勅撰書の大編成事業などを手掛けたほか、都を北平に遷都し明を全盛期へと導いていく。

「永楽帝 大明天下の輝き」全話あらすじ一覧はこちら

 

 

キャスト

永楽帝/燕王/朱棣(青年期までチョン・イー/壮年期以降ウィリアム・フォン)太祖・洪武帝/朱元璋(チェン・バオグオ)徐達(チャン・フォンイー)朱標(ミッキー・ホー)建文帝/朱允炆(チェン・ユエモー)徐妙雲(イン・アル)皇后馬氏(ワン・ジー)李善長(ワン・チンシアン)隆基(ワン・ジンソン)など

 

「永楽帝 大明天下の輝き」全話あらすじ一覧はこちら

 

 

ネタバレ鑑賞感想/永楽帝

 

29話・残された謎

朱標が亡くなる直前に地図上の西安、太原、北平の3箇所に印を付けたことで臆測が飛び交ってしまいます。

朱樉(秦王)、朱棡(晋王)、朱棣(燕王)の封地である事から3親王による太子謀殺説まで流れてしまいます。

太子が亡くなり落ち込む朱棣は妻・徐妙雲から「冷静に対処せよ、何をするにせよ、まず己の身を守らなければ」と姚広孝の伝言を伝えられます。

兄弟継承を意味するものだと主張する者もいるなか皇帝の耳にも入ったので朱棣は根拠のない噂で取り合う必要もないし兄弟継承を望んでいたなら印を3つ書くわけないと進言します。

陛下を共に補佐し明を守れと伝えたかったはずだと訴えると朱樉と朱棡は帰藩を命じられます。

 

朱棣が都に残っているのを知る太子の側室・呂氏は「策を講じて皇長孫・朱允炆を助けよ」と文を送ります。允樋の大叔父である藍玉は朱允炆を皇太孫にするべきと進言し呂氏は感謝します。藍玉に恨みを抱く朝廷の大臣達が朱允炆を擁立しても私怨を疑われる事はありません。

鉄鉉が訪ねてきたので出迎える朱棣だが「何としても皇長孫を皇太孫に、上奏をお願いします」と言われ言葉に詰まると跪かれます。自分は太子になれないのかと訴えると亡き太子と絆は極めて深いうえに兄弟継承に意思はなかったと仰せだったはずと訴えられます。

(伯雅倫海別の目的がいまいち分からないけど徐妙雲に目を付けられ監視されてますねww鉄鉉とここで対立することになるのかね。朱允炆が皇帝となるのは分かっているがそれを朱棣が奪うのよね。にしても太子は兄弟継承を望んでいなかったと発言したのは何なのか、二人を帰藩させるため?)

 

30話・燕王の敗北

夏原吉は太子の逝去で世継ぎの座が空き国は支えを失い動揺しているので国と民のために東宮を早急に決めるよう進言します。

「諸王から賢者を選び人心を定め論争を収められますように」

賛同する重臣が出てくる中で朱棣は何で鉄鉉たちは認めてくれないのかと不満を口にすると「不利なのは執政の経験がないこと」と姚広孝に言われます。

陛下に謁見を許された鉄鉉は「皇長孫を立てれば諸王は皇叔として命は保てるが諸王の中から太子が出れば亡き太子の子たちは滅ぼされるでしょう」と訴えます。

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皇帝は悩んだ末に朱允炆を皇太孫としました。敗北した朱棣は北平に帰還しわずか3千の兵で敵の陣営を6つ撃破するが戦死者は300近くに及ぶので部下から進言を受け撤兵を命じます。

皇太孫は王朝を守ることの難しさが分かるから国境近くに諸藩を視察に行けと陛下に命じられます。

藍玉が馮勝はともかく傅友徳や李景隆の方が立場が上になり苛立つなか、李景隆は徐輝祖を允恭と呼んでしまい数十年の呼び名は急には変えられないと笑います。そこに徐輝祖は皇太孫の国境の視察に随行せよと陛下の命が届きます。

(徐輝祖は徐達の長男で徐妙雲の妹よね・・・李景隆も朱棣と対立することになるしここから壮絶な戦いが始まるのか・・・)

 

31話・皇太孫の叔父

皇太孫・朱允炆が北平に視察にやってくると報告を朱棣は3人の息子と共に複雑な表情で出迎えます。次男・高煦が陛下が贔屓せねば立場は逆だったと言いだしたため長男・高熾は場を弁えろと叱責します。

朱允炆は将軍たちに面会に招く知らせを届けるが誰も来ていないと報告を受け朱棣への忠誠心からだろうと思います。想定内ではあったが軍の訓練では朱棣が考案した強力な戦術が披露され、褒美を与えても朱棣の許可がないと受け取らないので北平での権威を思い知らされます。

 

朱棣は皇太孫がやっと帰ったかと思いながら一息つこうとするが徐妙雲が斉泰の奏状を書き写していたものを目にします。

高い権威を持つ燕王を支配できぬ日が来ると書かれてあり「それを見てようやく分かったのでは?太子の弟ではなく皇太孫の叔父です」と問われます。

功績や権威が増すほど皇太孫の脅威となるし太子はもういないのだから陛下との間を取り持ってくれないから夫を守るために妻の自分がしなければならないのだと言われます。

すると徐妙雲と3人の子が都に呼ばれてしまい朱棣は人質だと落ち込むと姚広孝から「陛下は殿下を守るための選択、でなければ兵権を奪われていたでしょう」と言われます。

親王たちの就藩後、欲路の兵権を分け与えるようだと告げると国境の指揮権を取り消すのではないし陛下の考えは皇太孫と燕王、二人を守るためと教えられます。

 

徐妙雲は伯雅倫海別を訪ね乃児不花将軍から頼まれたと品を渡します。陛下に伝えたら「旧主を忘れぬは忠誠の証、疑いを恐れぬは真の誠意」と言われたことを告げると錦衣英が藍玉を調べている、今の指揮使は将瓛だと言われます。

(なんだか最後の方はよく分からなかったが徐妙雲がすぐに錦衣英千戸・譚淵に知らせるよう告げていたから藍玉は見逃されると思ったのかな?だから不正を徹底的に調べさせて将瓛に参内を促し藍玉を失脚させたという解釈でいいのだろうか、だとしたら徐妙雲かなり賢い)

 

32話・名将の末路

朱允炆は助かりたいなら周囲を巻き込むしかないと藍玉に告げ大勢捕縛されたのを確認すると叔父を助けてくださいと陛下に願い出ます。

姚広孝から入れ知恵した者はこの機に乗じ戒めるために最初から藍玉の命を奪うつもりだったと聞かされる朱棣は計算高く腹黒い奴だと思います。

洪武26年、名将、涼国公・藍玉は謀反の罪により投獄され、朱元璋は大勢の官吏を捕縛し本案件に関与した13侯2伯の功臣宿将を1人残らず刑に処しました。

錦衣衛親軍指揮使司を廃止し刑具を燃やすよう指示し、錦衣英の千戸以上の武官は晋王の兵として尽力せよと命じます。

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朱高熾(燕世子)は奏状に目を通したのに誤りが多すぎると陛下に叱責を受けるが、奏状を書いたのは武庫清吏司の新任の郎中で晋王府が推挙した武人だから進士と同様に扱うのは公平ではないと意見します。

秦王は功績を挙げて秦王妃の禁足を解こうと洮州を平らげに行くが反乱を平定した際に病にかかって命を落とすと、葬儀の時に秦王妃も自死し陛下は合葬を命じます。

洪武29年、朱棣は北辺へ進軍し、洪武年間において漠北の北元勢力に対する8度目にして最後の大規模で攻撃でした。

(朱允炆、本当に悪よのう、太子から何を学んでいたのか・・・)

33話からのネタバレ

 

 

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