韓国ドラマ「ヒーラー最高の恋人」
チ・チャンウク&パク・ミニョン共演、韓国ピュア・ラブストーリー
あらすじ
闇の便利屋ヒーラーことソ・ジョンフは殺人以外ならどんな依頼も完璧にこなす。
ある日、ABS放送局のスター記者キム・ムンホから三流インターネット新聞サムデーニュースの熱血記者チェ・ヨンシンを捜してほしいと依頼が入る。
難なく彼女を見つけ出すと今度は彼女の夢は何なのか調べろとのこと、彼女の過去を知り気になって新人記者パク・ボンスとして職場に潜入する。
ある事件によって狙われることになったヨンシンは正体不明の男ヒーラーに惹かれていく。
過去にはヨンシンやジョンフ、彼らの親たちの因縁が存在しムンホは苦悩していた。その過去の真実とは?ジョンフとヨンシンの愛の行方は?
キャスト/チ・チャンウク&パク・ミニョン
人殺しはしない闇の便利屋。コードネームは「ヒーラー」
携帯の電話帳には顔は知らないが仕事をくれるミンジャと妹分デヨン、そして大好きなチキン店しかなく家族や友達はいない
◆チェ・ヨンシン(パク・ミニョン)
WEB芸能記者。夢は流記者になる事と実の親を探すこと
◆キム・ムンホ(ユ・ジテ)
有名記者。ヨンシンを探すようヒーラーに依頼
◆キム・ムンシク(パク・サンウォン)
ムンホの兄。政界と繋がるチェイル新聞オーナー
◆チェ・ミョンヒ(ト・ジウォン)
海賊放送の記者だった夫ギルハンを亡くし娘ジアンと共に事故に遭う
下半身不随となってからムンシクの妻となる。
◆チョ・ミンジャ(キム・ミギョン)
元刑事でハッカー。ヒーラーの窓口
◆チェ・チス(パク・サンミョン)
弁護士。虐待されていたヨンシンを引き取り育てる。副業でカフェを営み前科者の面倒を見ている。
◆ユン・ドンウォン(チョ・ハンチョル)
姿を見せないヒーラーを追い続けている刑事
◆キ・ヨンジェ(オ・グァンロク)
初代ヒーラーでジョンフの師匠
ネタバレ/ヒーラー最高の恋人
コードネーム・ヒーラー
人殺し以外はなんでもやる伝説の便利屋ヒーラーはソンチョルから品物を受け取ろうとするがライバルのダブルエスガード社の大勢の者に追われます。
ハッカーでもありヒーラーに仕事の支持を出すミンジャの助けでなんとか逃げ切るがソンチョルは殺され指名手配されてしまいます。
有名記者のムンホはチェイル新聞社オーナーである兄ムンシクの仲間ギルハンと現在の妻ミョンヒとの間に出来た娘ジアンを探しており、5歳の時に捨てられ養子になっては捨てられ8歳の時に弁護士チェ・チスに引き取られ育ったWEB芸能記者ヨンシンではないかと疑います。
ヒーラーは依頼を受けDNAを調べるために尾行するとヨンシンは自殺しようとする女優に対して「虐待を受けて育ち今でも苦しいが今少しだけ我慢すれば過去になると思って生きている」と説得していました。
ヨンシンの部屋に侵入すると有名記者ムンホと帽子にサングラス姿のヒーラーの写真が張ってありました。
「ヨンシンの夢は何か調べよ」と更に依頼を受け監視しているとムンホの姿を目にし「自分に依頼してきた者なのか?それとも自分を殺人者に仕立て上げた者なのか?」調べるため家に侵入すると父親と師匠含む5人組の写真を見付け驚きます。
ヨンシンは救った女優が枕営業させられていると知り次期ソウル市長候補キム・イチャンを記事で叩くがムンホは危険だと心配します。
パク・ボンスという偽名でヨンシンの部下として働いていたヒーラー(ジョンフ)はヨンシンが襲われ返り討ちにします。そしてダブルエスガード代表サンスを捕まえ携帯を没収し依頼主がムンシクだと突き止めます。
ヨンシンの会社が訴えられた事でムンホが会社含めビルごと購入し映像チームを立ち上げました。
そして一流記者になるのが夢だと分かり全力でサポートしながら教育します。
23年前・迷宮
23年前、愛しているミョンヒを手に入れるために恋人だったギルハンと娘ジアン(ヨンシン)をムンシクは殺したのではないかとムンホは疑っていたがジアンの骨壷の中に何も入っていなかった事で何処かで生きていると思いずっと探していたのです。
またヨンシンの部下で情けないフリをしているパク・ボンスが昔遊んであげていたジョンフだと見抜きヒーラーだと感付いていました。
ヒーラーは昔のことを思い出し一緒に遊んでいたジアンを思い出すがムンホは死んだと答えました。
ヒーラー(ジョンフ)の師匠キ・ヨンジェとヒーラーに仕事の指示を出す元刑事のミンジャは繋がっていました。
ムンシク、ジョンフの父親ジュンソク、ジョンフの師匠ヨンジェ、ギルハン、ミョンヒの5人は友達でした。
ジュンソクは事故で死んだと母親から聞かされているがカネのために友達を殺害し取り調べ中に罪悪感から自殺していました。
ムンホは知っていることをヒーラーに話します。
23年前、5人はムンシクが後を継いだ廃車場で政府批判する海賊放送をしていました。ヨンジェだけが捕まり国家保安法違反で11年の実刑をくだされるが他の友達のことは口にしませんでした。
ギルハンとジュンソクはコンビで活躍しており大スクープをキャッチしたから尾行に使う車をムンシクに運転して欲しいと訪ねてきました。
ムンホが車を見送った日、ギルハンは死亡しムンシクが証言したことでジュンソクは殺人容疑で逮捕されたのです。
ムンホはいろんなルートを使い調べるが死亡解剖の結果は紛失したとされジュンソクの調書を手に入れることはできませんでした。
ジョンフは8歳で母親に捨てられ人の理解と関心が嫌いになり少年院を出てからヨンジェに拾われ成人を迎えるまでヒーラーになるための術を教わりました。
久しぶりに対面したヒーラーは師匠に生きる理由がない苦悩を話します。
ヨンジェは真実を突き止めても誰も幸せにならないと思い静かに暮らしていたがジュンソクがカネに目がくらみ人殺しをして罪悪感から自殺したなど信じていませんでした
ヒーラーはムンシクの屋敷に侵入しソンチョルから荷物を受け取るよう依頼をして殺人犯に仕立て上げたのはムンシクだと確認します。真犯人を警察に差し出せばソンチョルが持っていた動画は公開しないと言い出て行こうとすると車椅子に乗るミョンヒから「ジュンソク?」と父親の名前で呼ばれます。
ムンシクは20年前に死んだジュンソクに息子がいた事を思い出します。
初恋・再会
黒幕=御大はキム議員を切り捨てムンシクをソウル市長にさせようとします。芸能事務所社長を自殺に装って殺害し遺書とソンチョルを殺害した毒物を部屋に置いておくよう命じました。
ヒーラーを追い続けている警察庁サーバー安全局のドンウォン刑事は証拠が山のように出てくることや死亡解剖の結果がやたら早いことに疑問を持ちます。
「ヒーラーとデートしたい」とヨンシンから依頼を受け、恋心を抱いていたジョンフは喜んで素顔のまま映画館に足を運びます。
ヨンシンは雰囲気でヒーラーが傍にいると分かるが相手の姿を見ようとせずそっと手を繋いで楽しみました。
直系家族なら見れるということでジョンフは事件記録を見に行くがムンシクが要請者の身柄を確保するよう手を回していました。ムンシクは内心こいつがヒーラーではないかと疑うがジュンソクの友人として探していたんだと喜び屋敷に招きます。
ヒーラーに会ったときに「ジュンソク」と口にしたミョンヒに会わせればはっきりすると思い連れてくるが彼女は「似てないわね」と言いました。
しかし「ジュンソクは人殺しをするような人じゃない」と発作を起こしながらも訴えてきました。そして亡くなった自分の子供・ジアンと仲良かったと写真を見せられたジョンフはヨンシンだと気付くのです。
自分が愛するヨンシンは父親が殺した被害者の娘だったのかと落ち込みます。
ヒーラーの正体
ジョンフは母親を利用されムンシクの罠にはまりヒーラーとして駆け付けるとダブルエース社に襲われます。ヨンシンは謎の女(ミンジャ)から「パク・ボンスが危険だから探せ」と言われ屋上で発見して救急車を呼びます。
ヨンシンは手を握った時にパク・ボンスがヒーラーだと気付くが伝えたら会えなくなると思い黙っている事にしたが目を覚ましたジョンフは気付かれたと分かります。
一方、ダブルエース社をマークしていたドンウォン刑事はヒーラーが捕まったことを確認して後を追い確保するとヨンジェでした。
ヨンジェはジョンフが危険だと思い駆け付けて入れ代わっていたのです。
ヨンジェは取り調べの途中で出された食事に毒が入っている事に気付き自分がヒーラーだとドンウォンに告げ死んでしまいます。
ジョンフは荒れに荒れるが取り調べの様子をハッキングしたミンジャから映像を見せられます。
「人殺しをすれば人ではなくなる、あの世へ行ったら友人に合わす顔が無くなるから人殺しだけはしない。もっと早くヒーラーを引退して結婚して子供がいる普通の生活をすれば良かった」とヨンジェは命を懸けてカメラ目線でジョンフへのメッセージを残していました。
飲まず食わずのジョンフを心配したミンジャは救えるのはヨンシンしかいないと思いアジトを教えました。ヨンシンは看病し「もう離さないで、私の前からいなくならないで」と伝えました。
母親
復活したジョンフはムンホを訪ね師匠の仇と父親の無実を晴らしたいと告げ本名ジョンフの名でヨンシンと一緒に働きます。
ミンジャはムンシク家の監視カメラをハッキングしドンウォン刑事の部下がムンシクのオ秘書と会っている事を確認します。ヒーラーがドンウォンの部下の家に侵入すると大金を受け取っている証拠、そしてヨンジェを殺した毒を発見します。
ムンホは同行取材する変わりに部下が犯人だとドンウォンに伝えました。
「ゲリラ放送で政府を批判して11年間収監された過去があり、たまたま拉致されたと通報を受け保護したヨンジェが警察署で毒殺されました。事件の犯人はパク刑事でありソウル市長出馬するムンシクのオ秘書と繋がっていました。」
どこも取り上げなかった事件をムンホは証拠を流し伝えました。
ヨンシンはムンシクの妻ミョンヒに取材したいと思い会いに行くがムンシクに捕まってしまいます。
「初代ヒーラーから受け継いだヒーラー(ジョンフ)が人を殺すようになりムンホと手を組んだので大きな罪を犯さぬよう息子のような弟を止めたいから協力して欲しい」と頼まれます。
ムンシクは良い人で通っており、1番最初にヒーラーに爪を切られたヨンシンは依頼者がムンホだと知りどちらが正しいのか混乱してしまいます。
ムンホは仕方なくヨンシンの母親はミョンヒで本当の名前はオ・ジアンだと教えました。
ミョンヒは事故に遭ってから脳損傷と鬱病を患いストレスを受けるとテンカンの発作が起こります。それでもジアンの誕生日と命日のために必死に生きていました。
ヨンシンはジアンの誕生日の日にミョンヒに会いに行きました。
母親と対面して涙を流してしまうヨンシンだが発作を起こさないように娘だとは言えません。ミョンヒは23年前のことを聞かれ放送でしっかり流して欲しいと言うが危険だとも言いました。
ギルハンが取材に出た日にムンシクから逃げろと言われたミョンヒは5歳のジアンを守るためにごみ捨て場に隠しその後事故に遭っていました。
父親の無実・真相
ジョンフは父親を取り調べしたパク刑事が首になっている事を知り探し出すと「紛失した陳述書を見付けたとしても改竄されるから意味がない」と指摘した事が原因だと分かります。
陳述を録音したテープがあることを知るが「391」と言う数字を残しムンシクの手下に殺されてしまいます。
「391」は父親の骨壷が置かれている納骨堂の場所だと分かり陳述テープを手に入れると父親は容疑者ではなくギルハンが殺された証拠を持って警察に行った告発者だったと分かります。
ジョンフはテープを持っているフリをしてムンシクを操る黒幕・御大にたどり着きます。ムンホは放送を開始しジョンフが身に付けているカメラ付きのメガネから中継し御大の顔を写しました。
23年前、裏金の取引現場に行ったギルハンとジュンソクだったが見付かってしまい逃げ遅れたギルハンが暴行され亡くなりました。
ジュンソクはギルハンが殺された証拠をカメラに収め、また現場で金の引き換えに使われた物は偽物の鉛丹だと調べ上げ警察に行ったのです。
しかし運転していたムンシクが捕まり暴行されジュンソクがギルハンを殺すのを見たと証言させられたのです。
そしてムンシクは御大の教えに感化されていきました。
「世の中を睨むばかりでは涙を流すことになる。今まで見えなかったのを見るのが成長だ。生き残らなければ償いも愛情も何もできない」
ムンホはネット上に御大の情報提供窓口を設けるが拉致されてしまいます。
ヨンシンが監禁された事を知ったジョンフはカメラを前に指示通りに「パク刑事を殺しました」と言わされます。
御大から「大切な人の幸せな安全を守るから今回のことは目をつぶれ」と言われます。
断ればビデオを流すと脅迫されジョンフは自ら犯人を突き止めるため、それまでヨンシンには会えないことを伝えます。
ムンホはムンシクが市長になったあとのチェイル新聞社の新社長の座を強制的に用意れ御大の下に入らされます。
チェイル新聞社の特別調査チーム長・アン・サンヒョンはミンジャが刑事だった頃に最後の事件で会った人物でした。サンス組にも出入りしており手下の者達は何度も襲ってきた者でした。
ジョンフはアンや手下の車に盗聴器を仕掛け指紋を採取しますがアジトに潜入するとミンジャの居場所を突き止め追跡中だと分かり急いで現場に駆け付けます。
見知らぬおばさんが襲われそうになっていたので助けジョンフとミンジャは初めて対面します。
ミンジャはかつての部下・ドンウォンにジョンフが採取した指紋など渡しパク・ドンチョルを殺した犯人がいると伝えていました。
ムンシクの会話を盗聴していたミョンヒはジアンが生きていると知り外出してムンホの世話になります。
ムンホは海賊放送のメンバーを死に追いやった偽物鉛丹について放送しました。
偽物鉛丹にすり替えられた施工会社は倒産し筆頭株主であるオメガの関連のある会社が買収していました。今でも大手として存在しているオメガ代表は御大=パク・ジョンデであり利益のために人の命を奪うなど言語道断だとムンホは話します。
結末
ロシアにいるジェユン研究員からムンホ宛に小包が届きジョンフは小包を持って御大に会いに行き裏切ったと思わせ信頼を得ます。
小包の中身は携帯でありトゥゴク里の住民が謎の病気に襲われた動画が入っていました。ジュンソクは動画だけを移して携帯を御大に渡し送られてきた携帯はムンホに届けていました。
ミンジャが保管しているコ・ソンチョルが持っていた品物は御大とロシアの研究員が密会している動画でした。ムンホは携帯でジェユンから連絡を受け韓国の空港で会う約束をしヨンシンと供に撮影を試みます。
御大の手下は接触する前にジェユンが持っている細菌を確保して殺そうと企んでおりジョンフは仲間に加わったフリをして同行します。
ムンホは数多くいる御大の手下を引き付けるため、わざと別人の女性に話しかけジェユンにはメールでトイレに行くよう指示していました。
トイレではヨンシンが生中継するため撮影の準備をして待っていました。
研究記録が入ったUSBと証拠となる細菌をジェユンは持っていました。水質の研究中に発見した細菌に毒性を強化させ人体に害を及ぼす研究をしており、その被害者がトゥゴク里の住民でした。水質を汚染させ水質管理を民間業者に委託するべきだと国民に思わせるためでした。
ヒーラーとなったジョンフはジェユンを人質にとり細菌やUSBを御大の手下に渡すがしっかりとヨンシンが撮影していました。そしてドンウォン刑事達が駆け付け全員逮捕し、ヒーラーはドンウォンに撃たれて死んだ・・・フリをします。
ニュースでは暗殺者として雇われた容疑者パク・ボンス死亡と流れ御大=パク・ジョンデ代表がロシアの科学者と密会する動画は出回り検察はトゥゴク里事件の責任を問うことになりました。
ムンシクはミョンヒが出て行ってから精神的におかしくなり23年前の友達との会話を1人つぶやくようになっていました。
ミョンヒはチェ・チスからジアン(ヨンシン)を引き取ってからの成長を記録した写真を見て涙を流し立派に育ててくれた事に感謝します。
ジョンフとヨンシンは誰にも邪魔されることなく屋上で乾杯し抱き合いました(終)
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