作品情報・キャスト
連続殺人事件を追う刑事と、拉致された姪を探す女性が史上最悪のテロリストに隠された秘密を暴くミステリアスな物語
史上最悪と評されたテロ事件を引き起こし世間に衝撃を与えたチョ・ギョンホ。事件後すぐに自首しテロ事件は収束したかに思われたが12年後、同じ町で殺人事件と失踪事件が連続して発生、刑事チェ・ヒョンインと失踪事件で行方不明となった姪を捜すチョ・ジョンヒョンが事件を調べるとテロ事件と何らかのつながりがあった
全12話（24話分）で紹介します。
ネタバレ感想/ホームタウン
第7話
ジョンヒョンはヒョンイン刑事の家を訪ね刑務所にいる兄ギョンホに会ったことを告げジェヨンの失踪に関わっていると告げます。
顔は隠れていたが間違いなくジェヨンがいた事を伝えると場所を聞かれるが自分の意志でいなくなっように感じていたので自分で捜して理由を聞きたいのだと言います。
自分の身に何か起こった時にジェヨンの存在を知っていてほしく伝えに来たのだと説明し皆が思うよりはるかに危険な人間なので面会は行かないようお願いします。
ギョンホというのはもともと父親の名前で他界後に自ら望んで改名した事実を伝え帰ろうとするとシジョンとキョンジュの49日に会うことになりますねと言われ始めて亡くなったことを知ります。
ジョンヒョンはキョンジュが亡くなったと知り動揺しながら歩いているとジェヨンを捜すためにビラを配るムンスク達と鉢合わせます。
顔を隠したらジェヨンがかわいそうな気がすると自分たちの顔写真も載せていたのでジョンヒョンは抱きしめます。
しかし、悪戯書きをされているビラを目にしジョンヒョンはハンソン光教会に行き、生涯を懺悔に捧げると決めた母親に向かって多くの石が投げ込まれた、殺人鬼の家族はどんな目に遭ってもいいのか、ジェヨンへの増悪と侮蔑さえ正義になるのかと訴えます。
ウ・ソンミン牧師は気持ちは分かるが被害者遺族たちの苦しみはこれからも続くし心をかき乱すのは止めるよう言われます。町を出るべきと言われるが自分を罵ればいい、だけど関係ないジェヨンの無事を祈っほしいと訴え引きさがります。
ジョンヒョンはヨンタクを連れて校誌に載せた写真の場所を探すとまたしても謎のマークを発見するがヨンタクが倒れていたので駆け寄ると背後から首を絞められ気を失います。
目を覚ますと椅子に拘束されており目の前にイングァンが現れます。ヨンタクを乗せた車にはガソリンがかけられており計画に協力すればヨンタクを許すと言われ約束します。
イングァンが自分がいた家族養護園の園長だと知るがそれを聞いても何も思い出せないので園にいたころ自分の身に何があったかと母親に聞くと思い出さない方がいい事もあるから忘れたと言われます。
それ以上聞くのを止めるがイングァンの娘セユンが1987年のテロが起きる数日前に店に来ていた事を聞かされます。
セユンの夫は刑事だと聞かされたころ、ギョンホと面会していたヒョンインはなぜ妻が去りサジュ駅で命を落としたのか知らないだろう、過去に戻っても救えないと言われ怒りを堪えます。
「彼女の死は無駄ではありません。私との間に種を残したから」
ムンスクは校誌の最期のページにテープを逆再生してと書かれているのを発見します。警察に届けたテープをダビングしておりジョンヒョンは持ち帰って逆再生すると恐怖心に襲われます。
第8話
班長から連絡を受けたヒョンイン刑事はカーテンを開けて様子をうかがうとマスコミが殺到していました。
署に向かうとキム・ファンギュに対しての拷問が問題視されたと知らされ覚悟のうえであったが写真を目にし傷跡は偽物だと確信します。ファンギュ1人で暴露してここまで騒動になるわけがなく黒幕がいるだろうからとりあえず2週間ほど休むよう命じられます。
ジョンヒョンはイングァンの事務所を訪ね自分と奴が家族園から出れた本当の理由は何だと追及するが話をそらされ校誌を携え過去を掘り返すことを止めるよう言われます。
ジェヨンを見つけるまではダメだと告げると会えるよう計らう、近いうちにヨンジン教の信者たちが大きな事件を起こすと告げられます。
ギョンホのインタビューを撮影していた助教授が妻を殺害したあとに自殺したと知ったヒョンイン刑事は教授のもとを訪ねるが会ってくれませんでした。
教会に足を運ぶと酒を断つことは出来たかとウ・ソンミン牧師に声をかけられます。明日は命日だし追悼式も執り行うので気兼ねなく泊まって行ってほしいと言われ受け入れます。
同じ部屋の教会員夫婦はビデオを見てから救われたらしいと牧師聞かされ両親の息子に声をかけるとビデオを持ってきた人の車にはヨンジン認知科学と書かれていたと知らされます。ビデオを見ていると父親に殺されそうになるが彼の息子を連れて逃げ出すと「どうせ明日になればすべてが終わる」という訴えを耳にします。
教授はギョンホのインタビューの続きに向かい家族園で虐待を受けていたかと聞くとテロの日ガスマスクを着けてサジェ駅に立っていると怒りがふつふつと沸き起こりヒョンインを殺そうと家に侵入したが急にダメだと思いやめたと話始めます。
「その日にすべての始まりと終わりを見たが邪魔者がいるようだ」
ギョンホの話を聞いていた教授は心を操られ生まれ変わったような気持ちになります。
ジョンヒョンはヨンタクと共に校誌の痕跡を調べていると高校時代の自分たちの写真が飾られていました。蝋燭に火がついていたので誰かがいたんだと察知しとりあえず建物から出ようとしたが閉じ込められてしまいます。
窓を割って外に出されるジョンヒョンだがヨンタクは「近くにいたらお前を殺しそうだ、離れろ」とその場に残り蝋燭を倒して火の中に入って行きました。
ヒョンインは班長からチョニャン高校付近のゴルフ練習場と電話を受け車を走らせると「ヒョンインが来るから浄化しなくちゃ、87年の続き、新時代迎えるときだ」とミンジェがヨンソプに電話していました。
第9話
1987年のジョンヒョンはギョンホに操られ言われた通り学校の放送室からテープの音声を流しました。
今日一日あまり記憶がなくぼーっとしていた校誌部の仲間たちは湖に集まると女の姿を目撃しました。茂みに隠れていたミンジェは顔を上げるとギョンホがいて「女が見えたなら準備は整った」と言われます。
「渡す鞄を持ってサジュ駅に行きガスをまけばいい、お前だけでなくビデオを見た全員だ」
ヒョンイン刑事はヨンジン認知科学と書かれた車を追跡すると路駐したのでそのまま突っ込み出てきた男たちを殴りつけます。
そして車の中を探すと「10月6日チョニャン浄水場」と書かれたテープを見つけ聞こうとしたが背後から頭に袋を被らされます。
意識が戻ると目の前にはジョンヒョンの同級生ミンジェがいました。完全に支配されていたミンジェは就職先までギョンホの指示に従っており電話が鳴ると受話器を取りスピーカーにしました。
相手は刑務所長を操り電話するギョンホであり監視でもしていたのかとヒョンインは言い放ちます。
「お前は過去に地獄のような経験をしサジュに復讐したいだけだろう」
ギョンホは望む答えじゃないと薄ら笑みを浮かべ未来はかえられないことだけ覚えといてくださいと電話を切ります。
ミンジェは0時を過ぎれば87年にサジュ駅で起きた事が繰り返されると言い準備しに行きます。
ヨンタクを失い悲しむジョンヒョンはミンジェに会いに行くと銃を構えられたので何しているんだと訴えます。
人が続々と集まっており何か関係があるのかと聞くと自分もヨンジン教の信者だと分かってるだろうと言われます。死んでしまったヨンタクはミンジェは違うと最後まで信じていたんだと訴えます。
ミンジェはジョンヒョンたちを監視しジェヨンの誘拐にも関わっているが大局を見ればすべてが過程だと分かると言いテープを流します。ジョンヒョンは銃を掴んで阻止しようとするがテープを耳にしたミンジェは「母親を新たな未来へいざなってください」と電話し自ら命を絶ちました。
再会したジョンヒョンとヒョンインは儀式を止めさせるためにテープを止めようとしたが操作方法が分からず苦戦します。
ビデオを目にしテープの音を聞いた人は操られるように続々と集まり儀式を終えた人から順番に浄水場に身を投じて行きます。ヒョンインが鉄パイプで何度も殴りつけ音を止めると集まった人々は正気に戻るがガスをまき散らす者たちがやってきます。
ジョンヒョンとヒョンインはガスマスクを装着した人から「まだ死ぬのは早い」と助けられ、一週間後に病院で目覚めたヒョンインはヨンジン教の200人を超える集団自殺のニュースを目にします。
釜山地方検察庁に呼ばれるヒョンインはグルは誰か知っていると告げると検事はヨンソプでないなら一人しかいないがやっかいだと言います。
何かあったのか聞くとその者は看護師3名、管理人1名、刑務官1名を殺害し脱獄したと言います。