中国ドラマ「沈香の夢:前編~蓮の花芳る時~」
ヤン・ズー&チョン・イー共演、花の精と神仙の禁じられた情愛ファンタジーラブ史劇
あらすじ
癒しの力があるという上古遺族の四葉の蓮に咲いた2輪の花が仙界で人の姿となり、
東極青離帝君・応淵によって姉は芷昔、妹は顔淡と名付けられる。
500年後、霊力の弱い芷昔は懸命に仙法の修練を続けて妙法閣・副主事となり霊力が強い顔淡は出世に興味を持たずに北溟仙君の下で魚の餌係として気ままに暮らしていたが・・・
天真爛漫な蓮の花の精と天下を守る責任感で自身の感情さえも抑えてしまう神仙との禁じられた情愛から始まる物語!!
キャスト/ヤン・ズー&チョン・イーなど豪華共演
顔淡(ヤン・ズー)~「長相思」「霜花の姫」
余墨(チャン・ルイ)~「長安賢后伝」「孤高の皇妃」
芷昔(モン・ズーイー)~「双嬌伝」「陳情令」
蛍灯(シュー・カイニン)~「後宮の涙」
演出(グオ・フー&レン・ハイタオ)~「運命の桃花」
総脚本(チャン・ユエンアン)~「聴雪楼」「霜花の姫」
ネタバレ感想/沈香の夢:前編
15話/引き返せない路
応淵は顔淡を心配して天牢に向かい姿を消して寄り添います。謹慎中の余墨は駆け付けて顔淡を逃がそうとすると逃げたら毒を盛った事を認めたことになると言われます。
人間界に行くから先に行っていい場所を見つけといてと言われ、天刑台で落ち合い回復したら一緒に行こうと告げます。
顔淡は天刑台に上るときに無実だと訴えるが応淵に見苦しいと言われます。無意味な日々を過ごしてしまったと落ち込むと想いあっても何も生まれないのなら蓮の花など咲かせなかったと涙を流し了無橋から身を投げます。
応淵は飛び込んで顔淡を救出するが、それを知った帝尊は激怒し誰も続かないよう結界を張ります。
余墨と禄鳴は駆け付けると芷昔が憔悴した様子で呆然としており、顔淡が身を投じたので仙霊が砕かれ二度と神仙にはなれないと知らされます。応淵に助けられた顔淡は姉を庇ってずっと黙っていたんだろうと言われすべて知っていたのかと喜ぶが、仙霊を失い天庭には戻れないから夜忘川を渡るしかなく見送りに来たのだと気付きます。
黄泉の使いの乙蔵から夜忘川を渡り前世を忘れることで人間界へ行けると説明を受け、橋を飛び降りた時から覚悟はできていると応淵に告げます。
応淵は過ちを認め自ら情刑を名乗り出ると蛍光の進言を受けた帝尊に記憶を消されそうになったので顔淡の記憶を体内に封じ込めます。
16話/残された未練
顔淡は応淵との辛い記憶を消すことができないので夜忘川を渡れず彷徨います。情刑を受ける応淵は顔淡によって命を救われた苟誕居に籠り三界を守ることだけに専念します。
顔淡の品を整理する芷昔は涙を流して悲しみ戻ってきてと悲しみます。滅びたのは自業自得だと蛍光に言われ神廟で恨み言を口にするとは口汚いと報いを受けると言い放ちます。
仙階に上がっても地位は下になるから永遠に従うしかないのだと言われ顔淡の瓶を割られてしまいます。夜忘川の名簿を見たいと賄賂を贈ると顔淡が人間界へ行ったという偽りの名簿を蛍光の指示で渡され、そうとも知らず応淵に報告します。
顔淡が命を懸けたのにのうのうと生きる応淵が許せない余墨だが彼女を助けたのは応淵で何度も救おうとしていたと禄鳴に言われます。どんな理由があるにせよ処刑を命じたのは応淵であるため許せないがひとまず人間界へ行こうと思います。
結界を破るためにどんな物でも破れる九鰭の角を折ると、激痛に耐える余墨を心配する朝瀾は敖宣との婚約を承諾し祝いの品として霊力を上げる九転金丹が欲しいと帝尊に願います。
17話/900年後の夜忘川
朝瀾が自分の婚姻を犠牲にして協力してくれたおかげで結界を破ることに成功した余墨は人間界へ向かいます。顔淡の誕生日、仲良く一緒に過ごしていた禄鳴は人間で余墨と出会い楽しく暮らせていればいいなと願うが黄泉の名簿を見ると顔淡の名が記されていたので夜忘川を渡れていないのだと知ります。
900年経っても渡れていない、このままだと灰になって消えてしまう、満足かと芷昔に言い放つと応淵に伝えるために苟誕居に向かいます。
あと三日以内に渡れなければ顔淡が灰となってしまうと知る応淵は己を罰すると帝尊の許可を得て夜忘川へ向かいます。
彷徨い続けやつれて死力を失う顔淡を発見すると正体を隠して手助けします。その頃、東海白龍族大師・敖宣は900年経ってもまだ婚礼を挙げておらず病を理由に騙し続ける気かと朝瀾を責めます。
大事そうに持っていたものを東海龍王に見せると九鰭の残党がいたのかと驚かれ存在がバレたらほかの龍族や水族も追従するだろうと言われます。一族の地位が危うくなると言われ人間界へ行った余墨を始末するため向かいます。
18話/愛の記憶
応淵は顔淡を渡らせようとすると蛍灯に唆された冥王が現れます。遠くの音や声を聞くことができる疾音虫が飛んでいたので天界に黒幕がいるのだと察し彼女を守って身分を明かすと仙魔大戦で邪神・玄襄は死んだと言われ三大帝君におとなしく降参したと聞かされます。
それが事実なら魔界に統率者はいないのに何で帝君たちは戦死したのだと困惑します。顔淡が苦しみながら夜忘川を渡ろうとしていたので法術を使って顔淡から記憶を消すと妖族の花精族に化身させ人間界へ送ります。
戻ると冥王が口封じされていたので仙魔大戦には裏があると確信します。
余墨は人間界で顔淡を捜してると九鰭族の末裔だと知った敖宣に襲われ重傷を負うが偶然出くわした仙亀の紫麟に助けられます。
19話/劇作家の白漂亮
仙亀の紫麟に助けられた余墨は共に妖族を苦しめていた囚蜥を成敗すると羽族や花靖族、狼族などから統領と呼ばれ挨拶されます。
よそ者の自分が鋣闌山の統領になる道理はないが顔淡を捜すには手助けが必要と思い自分を助けた紫麟と共に就くと宣言します。
その頃、記憶を失い人間界に落下した顔淡は妖怪が現れたと役人に追われたので安都王世子が観劇する舞台に飛び入り参加して誤魔化します。舞台役者の絳辰に助けられると名前を聞かれ自分が何者か分からないまま白漂亮と名乗ります。
応淵は冥王の語る仙魔大戦の話が天史と異なると帝尊に告げ、一部の魔族が人間界へ身を隠したために調査にいきたいと願います。公然と調べれば噂が立ち三界の平和を損なうので記憶と仙力を残しつつ歴劫を装って赴くことになります。
帝尊の女官長となる蛍灯は歴劫を終えた応淵のための法器を帝尊に見せると玉が欠けていると指摘されます。不手際があってと謝罪するが時機を狙っていた芷昔は以前にも法器が消えた事もあるので盗まれたのではないかと訴えます。
15話~19話・感想
無常でなければならないと誰もが知っているなら応淵は助けてくれたのは誰だか知っているぐらい顔淡に告げてもいいのでは?
仙魔大戦には裏がありそうですね。応淵が対峙した時の邪神・玄襄は偽物だったのだろうか・・・最初に登場した時はそんな素振りなどなかったし仙魔を行き来していた陶紫炁も何やら負傷したようだと台詞の中でしか出てこなくなったしなぁ。
応淵は冥王の近くで疾音虫が飛んでいるのを見た時に誰と内通しているのかすぐに問い詰めてくださいなwwそれにしても人間界へ行くのは良いけども赤ちゃんとしてどこかで生まれるんじゃないの?芷昔は自責の念から仙人になるのを辞退するのかと思ったけど応淵の言うように顔淡の願いでもあったからなぁ・・・。