中国時代劇「上陽賦~運命の王妃~」作品情報
⼈気⼩説「帝王業」を製作費約170億円をかけ、実力派女優チャン・ツィイー主演で映像化した中国歴史スペクタクル
こちらの作品はWOWOWで全話鑑賞!
あらすじ一覧とネタバレ感想を最終話の結末まで詳しく紹介します。
見所
国際派映画女優チャン・ツィイーは意外にもこれがドラマ主演初作品だが、天真爛漫な美しい少女から過酷な運命に立ち向かう王妃の姿まで幅広い演技力で存在力は圧巻!!
成人の儀を迎えた王儇は恋仲の第3王子・子澹との婚姻を皇帝に願い出ようとするが北西の辺境地からの急報により断念、
兵士から功績を挙げて将軍の地位まで上り詰めた寒門出身の蕭綦は辺境地の侵攻を食い止め敵を討った事で権威ある豫章王となる。
王儇はこっそり屋敷を抜け出し子澹と会うと何者かに命を狙われるが皇都に招かれていた蕭綦に助けられる。
過酷な宿命が襲い王儇と蕭綦は政略結婚することになり、愛など存在しなかったが互いの人柄に触れ少しずつ心を通わせ始める。やがて外戚と皇帝一族との間で争いが起こり南方の皇帝一族が反旗を翻す事態に発展するなか共に歩むことを誓い合う
キャスト チャン・ツィイー主演
- 王儇(チャン・ツィイー)丞相と皇帝の妹の娘・上陽郡主
- 蕭綦(ジョウ・イーウェイ)辺境の将軍、戦功により豫章王となる
- 王藺(ユー・ホーウェイ)丞相で王儇の父
- 馬子澹(トニー・ヤン)3皇子、王儇は恋仲だったが後継者争いに巻き込まれる
- 賀蘭箴(ユアン・ホン)忽蘭の王子、蕭綦への復讐のため王儇に目をつけるが惹かれてしまう。
- 馬曜(ジアン・カイ)皇帝、王儇の叔父
- 王夙(ジア・イーピン)王儇の兄
- 謝宛如(ズオ・シャオチン)馬子澹の母・貴妃の姪
- 蘇錦児(リュウ・イー)王儇の侍女で3皇子に想いを寄せる
ネタバレ感想/上陽賦
第1話・はじまりの時
皇帝一族の血筋を引いて生まれた丞相(琅琊王)の娘・王儇(おう・けん)は上陽郡主の名を授かり皆に愛され何不自由なく暮らしていました。母親は皇帝陛下(馬曜)の妹(晋敏長公主)で皇太后からとても愛されています。
皇太子・子隆は意地悪、第二皇子・子律は病弱、第3皇子・子澹は優しい、王儇は3人の皇子と仲良く中でも子澹がお気に入りでした。後宮を統べるのは叔母で王氏一族出身で12人目の皇后です。
時は流れ、成人の儀(15歳)が執り行われると「めでたい日に皇太子と良縁を」と進言する者が多いなか王儇は「愛とは純粋であるべき、婚姻は当事者が望んでするもの」と政略結婚に反発します。
すると「忽蘭王が10万の兵を碧いて北西の辺境を侵略している」と丞相に話を遮られふて腐れます。こうなったら陛下に直談判しようと押しかけ将棋の相手をして婚姻の自由の約束を取り付ける事に成功します。
喜んでいると兄・王夙から帰ったら父上に怒られるだろうと言われ杖でお尻を叩かれてもいたくないようにクッションを仕込ませるが手のひらを叩かれ禁足を命じられてしまいます。
何度も国境を攻めている忽蘭王の首を取れば王爵を与えると陛下は3年前に命じていました。
寒門出身の将軍・蕭綦は王爵を手に入れたくて意気込むが丞相ですら公爵なのに皇族ではない王爵など前代未聞だと重臣たちのなかには反対する声が大きくあります。
蕭綦が忽蘭王の首を取ったと知らせが入り陛下は国を救った英雄だと称賛し皇都に参るよう命じます。
第2話・襲われた皇子
禁足中の王儇は目隠しで鬼ごっこをして遊ぶがいつまで経っても捕まえる事ができないので止めます。すると謝宛如(謝淵の娘)がお菓子持参で遊びに来てくれたので「子澹が会いにも来ない」と愚痴をこぼすと周囲の目を気にして躊躇しているだけと言われます。
王儇は灯籠祭りに行くために塀を乗り越えると足を滑らせ落下してしまうが子澹に抱き抱えられます。
顔がバレないように二人して仮面を付けて楽しんでいると忽蘭王の首を取った蕭綦とすれ違います。蕭綦は丞相に呼び出されており「皇帝がそなたを呼んだのは王に封じるフリをして権力を奪うため、私はそなたと同盟を結びたい」と言われます。
王儇と子澹はいきなり刺客に襲われるが偶然通りかかった蕭綦に助けられます。王儇をひっそりと宮殿に帰るが叔母(王氏一族出身で12人目の皇后)が来ていたので驚きます。
皇太子に嫁ぐよう言われるが実の兄のような存在なんで恋心はないと告げ子澹から贈られた簪を見せます。
「王氏の女は国の命運がかかっている。子澹に嫁ぐなら私とは家族ではなく敵となる」
権力などに興味はなく互いに愛する者同士結婚するべきと告げると叩かれそうになるが皇后が娘を訪ねていると報告を受けた母親(晋敏長公主)が訪ねてきた事で助かります。
王儇は子澹が刺客に襲われたことを告げると「皇后以外に誰がいるんだ」と母親から言われます。
その頃、子澹が襲われたと謝貴妃に泣きつかれた皇帝は帝位争い以外考えられないと激怒し雇庸に調査を命じます。
父に呼ばれた謝宛如は蕭綦に嫁ぐのはどうだと聞かれ寒門出身の人殺しに嫁がせるのか怒るが陛下と貴妃が決めたことだと言われ愕然とします。
第3話・王の冊封
刺客に襲われた子澹は心配かけて申し訳ないと母・謝貴妃に告げます。晋敏長君主(王儇の母)が訪ねてきたので謝貴妃は子澹の妃になる方に渡すつもりでいた腕輪をお受け取り下さいと差し出します。
その頃、郡主・王儇は謝宛如に甘えていたが蕭綦に嫁ぐ事になったと落ち込んでいたので寒門出身でも功を立てた英雄だと励ましていました。
蕭綦が宮殿に迎えられて入城の儀が行なわれると知り丞相/琅琊王(王儇)と謝宛如は見に出掛けるが王藺の忠臣である顧庸が王の冊封に反対する抗議文とともに遺体で発見されました。
蕭綦を迎える謝家は歓迎の宴はトラブルがあり延期された事を伝えます。自身の死で冊封を防げないことなど把握しているはずと思う丞相は他殺だろうと疑います。
第4話・子隆の失敗
寧朔将軍・蕭綦は国土を守り抜いた功績を称えられて豫章王の位が授けられ、第3皇子・子澹は命を救ってくれたことを感謝しお礼を述べます。
皇后(皇太子の聖母)に呼ばれた王儇は出向くが妃になってくれと皇太子(子隆)に迫られ塀を乗り越えて逃げ出すが足を滑らし落下します。
子澹、助けてと願う王儇は受け止められ、やっぱり助けてくれたんだと思うが受け止めてくれたのは蕭綦でした。
王儇と間違われ陵辱された謝宛如の母・謝貴妃は激怒して皇帝陛下(馬曜)に訴え、報告を受けた丞相は「皇太子でいたいなら貴様はさっさと宛如を娶れ、さもないと王家は2度と協力しない」と皇太子はひっぱたきます。また、こんな屈辱を受けたのは初めてだと激怒する子澹も訪ねて皇太子をぶん殴ります。
皇帝は謝氏の娘を蕭綦に嫁がせ王氏を牽制するはずがおバカな皇太子のせいで計略が水の泡だと思います。
何者かが皇太子と王儇の婚姻を阻み同時に謝氏と蕭綦の縁談も頓挫させたと疑う丞相だが子澹は刺客に襲われ顧庸は殺害されたので特を得るのは王氏でも謝氏でも皇帝でもないので探らねばと思います。
皇太子の座をおろすべきと謝氏から進言される皇帝だが最後の機会を与えたいと思い「皇太子と謝宛如を婚姻させよ、それで終わらせる」と告げると体面が大事なんでしょうと皇后に言われます。
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